5.就寝前

諸説ありますが、睡眠時に成長ホルモンなどのホルモン分泌が盛んになることから、睡眠中が筋肥大に重要な時間と言われています。 睡眠時には栄養を取ることができないので、アミノ酸プールのアミノ酸が少なくなるのを防ぐために、消化吸収がゆっくりカゼイプロテインを摂取ることが推奨されています。 ある研究では、就寝30分前に40gのカゼインを摂取すると、筋肥大を促進させることが証明されています。カゼイプロテインが体に合わない場合は、ソイプロテインで代用するのも良いかもしれません。

おわりに

プロテインの役割や種類ごとの特長、1日に必要な量や飲むタイミングについて解説しました。 タンパク質の摂取量やタイミングには諸説ありますが、初心者は、まずは食事内容と回数を見直し、プロテインだけに頼らずに食事でタンパク質をとるようにしましょう。 プロテインの飲むのは、オーソドックスに運動前後と就寝前とし、トレーニングに慣れてきたら徐々に回数を増やすことを考えると良いと思います。

監修

・総合診療医 院長 豊田早苗
専門分野 総合診療医 経歴 鳥取大学医学部医学科卒業。2001年 医師国家試験取得。 2006年とよだクリニック開業。 2014年認知症予防・リハビリのための脳トレーニングの推進および脳トレパズルの制作・研究を行う認知症予防・リハビリセンターを開設。 資格 医師免許 所属学会:総合診療医学会、認知症予防学会
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