時間を忘れてのめり込みたい「食の小説2選」

7.「誰かが足りない」

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誰かが足りない

¥580〜

双葉社(2014)

※2020年4月30日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
「グルメ関係の小説とはすこし違いますが、レストラン『ハライ』に、10月31日午後6時の来店予約をした人たちのお話です。同じ日、同じ時間にお店を訪れる予定の人たち、背景は違えど、ハライでおいしいご飯を食べる、という目的はみんな同じ。この本の登場人物は誰もが、“誰かが足りない” という空虚感を覚えながら日々を歩んでいます。ゆっくりでも前に進もうとする気持ちが、切なかったり痛々しかったり、ほっこりしたりする小説です」(20代女性・編集部森山)

8.「香菜里屋シリーズ」

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香菜里屋シリーズ

¥198〜

講談社

※2020年4月30日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
「お客さんが持ってくる謎や相談事を、ビアバー『香菜里屋』のマスターが解決するミステリー短編小説。解決する謎は、日常の何気ないことや気になったことが中心なので、ミステリーをあまり読まない人も読みやすい作品です。作中で出てくる料理やビールの表現が豊かで、こんな気のきいたお店が近くにあったら間違いなく通ってしまうな……と思わせる魅力たっぷりな一冊です」(30代男性・編集部竹岡)

心を豊かにする読書、隙間時間でも楽しみたい!

今回は本をご紹介しましたが、ひと口に本といってもさまざま。小説が好きで小説しか読まない!という人もいれば、活字は苦手だからレシピ本を眺めている人が好き、という人もいるのではないでしょうか。

また、自粛期間とはいえ、主婦のみなさんはとても忙しいはず……。時間を作るのが苦手な筆者はいつも入浴中に少しずつ読書をするのですが、朝の10分、寝る前の15分など、自分の生活スタイルに合った隙間時間で読書を楽しめるといいですよね。

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で、家での時間が増え、ストレスが溜まっている方もいらっしゃるかもしれません。少しでも楽しく過ごせるよう、この機会にいろんな作品を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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