GABA入りのチョコレート

GABAはさまざまな食品に含まれていますが、手軽に摂りたいなら、GABA入りのチョコレートがおすすめです。「機能性表示食品」として販売されているものを選びましょう。パッケージに書かれている食べる量の目安を参考にし、食べ過ぎには注意してくださいね。

前述した通り、GABAは副交感神経の活動を促し、心を落ち着かせる作用があります。イライラや不安感をおぼえたときや、寝つけない夜に摂るとよいですよ。(※2)

ヨーグルト

ヨーグルトには、交感神経のはたらきを抑えるカルシウムが豊富です。また、精神の安定に関わる神経伝達物質であるセロトニンを生成するのに欠かせない、トリプトファンが多く含まれています。

さっとヨーグルトを摂りたい場合は、ドリンクタイプを選んでもかまいません。ダイエット中の方は、カロリーの摂り過ぎにならないよう、プレーンヨーグルトを選びましょう。(※4,5,6)

バナナ

バナナには、神経伝達物質を合成する作用があるビタミンB6が豊富です。また、微量ながらトリプトファンも含まれています。

コンビニでは、バナナが1~2本ずつ販売されていますよ。朝食や昼食をコンビニで買う際、おにぎりやパンだけで済ませるのではなく、デザート代わりにバナナを選んでみてはいかがでしょうか。(※7)

アーモンドフィッシュ

セロトニンを調整する作用があるビタミンDは、小魚に多く含まれています。コンビニの商品から選ぶなら、アーモンドフィッシュがおすすめです。

また、アーモンドと小魚の両方に、カルシウムが豊富に含まれているのもうれしいポイント。ビタミンDにはカルシウムの吸収を促す作用があるため、カルシウムを摂るのに役立つ食品です。(※5,8)

自律神経を整えるおすすめのレシピ5選

1. かじきまぐろのにんにく味噌照り焼き

Photo by macaroni

フライパンで焼いたかじきまぐろに、にんにく入りの味噌だれをからめて照り焼きにするレシピです。かじきまぐろとにんにくには、神経伝達物質の合成に必要なビタミンB6が多く含まれています。また、味噌からはGABAを摂れますよ。(※7)

2. スペアリブ風肉巻き豆腐

Photo by macaroni

脳内の神経伝達のために必要な必須アミノ酸を含むたんぱく質は、肉類に豊富です。カロリーの摂り過ぎが気になる場合は、低カロリーな豆腐でかさ増しするのがおすすめ。こちらは豚肉で豆腐を巻き、スペアリブ風に味付けする、ボリュームたっぷりのひと品です。(※4)
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