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「シンプルに塩茹でもいいですが、相性のよい春野菜と合わせれば、よりそら豆を楽しめるはず! サンドイッチやパスタにも応用できるサラダは、ぜひ一度試してほしいレシピです」
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そら豆の選び方と食べごろQ&A
「そら豆は鮮度が命です。畑から離れた瞬間からみるみる鮮度が落ちてしまうので、できればさやつきのものを購入しましょう」
A:さやにハリがあるか、豆の大きさが揃っているか
「選ぶときはふっくらつややかなものを選びましょう。さやの外側から見て、豆の大体の大きさが揃っているか(写真の①の部分参照)がポイント。ヘタの部分の色を気にする方もいますが、そら豆の鮮度やよし悪しには関係ありません」
A:なるべく保存せず、すぐに食べるのがベター
「そら豆は半日で変色してしまい、香りや味が落ちてしまいます。買ったらさやから外し、『茹でてすぐ食べる』が鉄則です。保存はしないでください……と言いたいところですが、どうしてもすぐに食べられないという場合は、さやから外し、茹でてから冷凍しましょう」
A:追熟はできません
「収穫後のそら豆は、時間が経っても熟すことはなく、鮮度が落ちるだけ。どのくらい実が熟しているかは、さやの色で判断します。早く収穫されたものは青々として若く、収穫時期が遅くなるに連れて写真の②の部分から黒くなってきます。色が黒いものは、豆がさやの中で熟している証拠です」
A:むいた薄皮も、食べられます
「むいた薄皮は、素揚げでカラッと揚げて軽く塩、こしょうをすれば、お酒にぴったりのおつまみになります。ほかの野菜と一緒に卵とじにしても、そら豆の風味が加わっておいしいですよ」
右は実が若く薄皮もやわらかい状態、左は薄皮が少しかたく感じられますが、実は熟しているので、茹でたときにホクホクとした食感が楽しめます。
「薄皮をむいて使用する場合は、茹でる前にこの部分に包丁で切れ目を入れておくと、皮がむきやすくなります」
春野菜ごろごろ! そら豆とじゃがいものサラダ
「そら豆と、大きめに切ったじゃがいもが存在感たっぷりです。そら豆は薄皮ごと使うので、薄皮のざくざくとした歯ざわりや、じゃがいもと豆のホクホク感、新玉ねぎのシャキシャキ感など、それぞれ異なる食感が楽しめます」
材料(作りやすい分量)
新じゃがいも(またはじゃがいも 小)…8〜9個
新玉ねぎ(または玉ねぎ 小)…1個
卵…2個
マヨネーズ…大さじ1〜2
粒マスタード…小さじ1〜2
塩、オリーブオイル…各適量
作り方
2. 鍋に1のじゃがいも、ひたひたになるくらいの水、塩とオリーブオイル各少々を入れ、ふたをして強火にかける。沸騰したら卵を入れて再度ふたをし、中火で茹でる。
4. 1〜2分経ち、そら豆が鮮やかな緑色になったら火を止め、鍋の中身をすべてザルにあげる。卵は取り出して冷水にさらし、殻をむく。
5. 4のそら豆、じゃがいも、卵と、1の玉ねぎをボウルに入れ、マヨネーズとマスタードを加える。卵を潰すようにしてフォークまたはスプーンで全体を混ぜる。
自由度が高いサラダなので、自分好みの味に仕上げられそう。少量であればフライパンひとつでも調理可能なので、あと1品ほしいときなどに重宝しますね。
そら豆とじゃがいものサラダのアレンジレシピ
そら豆のサラダのサンドイッチ
「サラダをマッシャーで潰すのは、じゃがいもにつなぎの役割をさせるため。すでにサラダにマヨネーズを使っているので、パンにバターなどを塗らなくても大丈夫です。ソーセージやベーコンを加えるのもおすすめですよ」
サンドイッチのほか、多めの塩で茹でたパスタに、サラダを絡めることもできるそう。
「そら豆の緑と半熟卵の黄色が彩り豊かな春らしいパスタです。ただ絡めるだけなので、とても手軽です」
すぐにでも実践してみたいサラダレシピ。この春はそら豆を存分に満喫できそうですね。
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