ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

上手なそら豆のゆで方

Photo by 稲吉永恵

調理時間 10
ふっくらとしたそら豆は、塩ゆでしただけでとてもおいしく食べられます。そら豆は鮮度が命。なるべくさやに入ったものを購入して、ゆでる直前にさやから出すのがおすすめですよ。まずは、鍋でゆでる基本的な方法をご紹介します。

材料(2〜3人分)

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手順

1.そら豆をさやから出す

そら豆をさやから出す様子

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そら豆は、さやの内側の筋の部分を押して割り、爪を入れて左右に開いて豆を取り出します。爪が入らない場合は、さやを両手で絞るようにしてねじって割り、豆を取り出します。

2.そら豆に切り込みを入れる

そら豆に切り込みを入れる様子

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そら豆ひとつずつに切り込みを入れます。割れ目がある部分の反対側に、包丁で切り込みを入れてください。
切り込みを入れたそら豆を手に持っている様子

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切り込みは浅く、2cmほどでいいです。切り込みを入れることで、薄皮がむきやすくなり、そら豆にちょうどよい塩味がつきますよ。

3.お湯をわかす

鍋でわかしたお湯に塩を入れる様子

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鍋に水を入れて沸騰させ、塩と酒を入れます。塩の量は、水1,000ccに対して塩大さじ山盛り1杯が目安です。

4.ゆでる

塩と酒を入れて沸かしたお湯にそら豆を入れる様子

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そら豆を入れ、中火で2分ほどゆでます。味見をして、少し硬さが残る程度で火を止めてください。余熱で火が通るため、ゆですぎに注意しましょう。時間が足りなければ、15秒ほど追加してください。

5.ザルにあげる

ゆでたそら豆をザルにあげた様子

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ザルにあげ、冷ましてできあがりです。
ゆであがったそら豆の皮を剥がした様子

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そら豆に切り込みを入れたため、薄皮が簡単にむけます。
四角の皿に盛られたゆであがったそら豆

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そら豆には塩味がついて、そのまま食べておいしいですよ。しわもよらず、きれいに仕上がります。お好みで塩を足してもOKです。

そら豆をおいしくゆでるポイント

切り込みを入れて一石二鳥

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そら豆に切り込みを入れることで、ゆで上がったときに皮と実の部分をツルッときれいに剥がせますよ。また豆に塩が入りやすくなるので、ゆで上がりでもおいしく食べることが可能です!

ゆで時間が重要!

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そら豆のゆで時間はとても重要!ゆで始めて2分たったら、まずは一度食べてみてください。味見をして、まだ少し硬いなと思ったらもう少しゆで時間をプラスしましょう。しかし、油断は禁物!そら豆はゆですぎると、シワシワになってしまったり、食感がパサついてしまいます。

また硬めが好きな人は少し短めに1分半、やわらかめが好きな人は長めに3分ほどゆでてくださいね。

お酒を加える

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そら豆は塩ゆでしただけでもおいしく食べられますが、青臭さが気になる……という方は、お湯に酒をプラスしてください。青臭さが抜けて、食べやすくなりますよ!

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