ライター : dressing

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スーパーでも春野菜を見かける機会が増えてきた今日この頃。 とはいえ、春野菜は出回り時期が短いこともあり、使いどころが難しいと諦めている人も多いのでは? それならば、簡単に作れてシチュエーションを選ばない「リゾット」がオススメ。 春野菜リゾットはワインとの相性も抜群。彩りもよく、一皿でテーブルがパッとはなやぐので、休日のランチやおもてなしにもぴったりなのだ。 さっそく、オススメの春野菜リゾット3種の作り方を紹介しよう。

新タマネギの甘さがじんわり!「そら豆とパンチェッタのリゾット」

そら豆は、イタリアでも親しまれている定番食材。独特の風味は、チーズやオリーブオイルとの相性が良く、リゾットに入れて楽しむにはうってつけ。 同じく旬の新タマネギを加えれば、リゾット全体にやさしい甘みが広がり、全体の味を底上げしてくれる。 おいしいリゾットを作るために押さえてほしいポイントは、お米が透き通ってくるまでしっかりと炒めること。煮る前に油分と具材の味を浸透させておくことで、一粒ひと粒に味の染み込んだ、コク深い味わいのリゾットに仕上がる。

材料(2人分)

・そら豆 … 150g ・新タマネギ … 1/2個 ・パンチェッタ … 50g  ・オリーブオイル … 大さじ1 ・米 … 160g ・水 … 450~500ml ・コンソメ(顆粒) … 小さじ1/2 ・塩 … 小さじ1/4 ・コショウ … 小さじ1/6 ・パルメザンチーズ … 大さじ2 ・オリーブオイル(仕上げ用) … 大さじ1

作り方(調理時間:30分)

① そら豆は鞘から出す。新タマネギは粗みじん切りにする。パンチェッタは1cm幅に切る。
② 鍋に湯を沸かし沸騰したら、塩小さじ1/2(分量外)を入れる。そら豆を入れて中火で2分ほど茹で 、冷めたら薄皮を剥く。
③ フライパンにオリーブオイルをひいて中火で熱し、新タマネギとパンチェッタを入れる。パンチェッタに軽く焼き色がつくまで炒めたら米を加え、米が透き通るまでしっかりと炒める。
④ ③に水200mlとコンソメを加えてさっと混ぜる。弱めの中火で時々かき混ぜながら、水気がなくなるまで煮る。
⑤ ④の水気がなくなったら残りの水を50mlずつ足し、弱めの中火のまま芯がなくなるまで煮る 。そら豆とパルメザンチーズを加えてさっと混ぜ、塩コショウを入れて味を調える。
⑥ 器に盛り、仕上げ用のオリーブオイルをまわしかける。 リゾットの基本の作り方を押さえたところで、さらに2品、アレンジを紹介していこう。

ほんのりスパイシー!「菜の花とアサリのターメリックリゾット」

次に紹介するのは、菜の花の上品な苦みを活かした色鮮やかなリゾット。 ターメリックはインド料理のイメージが強いかもしれないが、具沢山のリゾットと合わせれば具材の風味を引き立てる名脇役に。特に、ターメリックの香りをまとったアサリは絶品だ。 スパイシーな料理とも好相性の白ワインと合わせれば、ちょっとおしゃれな休日ごはんが楽しめる。

材料(2人分)

・菜の花 … 100g ・ニンニク … 1/2片 ・アサリ(砂抜き済み) … 200g ・白ワイン … 50ml ・オリーブオイル … 大さじ1 ・米 … 160g ・ターメリック … 小さじ1/2 ・アサリの蒸し汁+水 … 450~500ml ・醤油 … 小さじ1/2 ・黒コショウ … 小さじ1/6 ・バター(仕上げ用) … 10g

作り方(調理時間:30分)

① 鍋に湯を沸かし、塩少々(分量外)を入れて菜の花を50〜60秒ほど茹で、水気を切っておく。ニンニクはみじん切りにする。アサリは洗って水気を切っておく。 ② フライパンにアサリと白ワインを入れて蓋をし、アサリの殻が開くまで中火で加熱する 。アサリの殻が開いたら火を止め、アサリ本体と蒸し汁に分ける。アサリにはラップをかけておき、蒸し汁と合わせて450~500mlになる分量の水を加える。 ③ ②で空になったフライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて中火で熱し、ニンニクの香りが立ってきたら米とターメリックを加え、米が透き通るまでしっかりと炒める。 ④ ③に②の蒸し汁200mlを加え、弱めの中火で時々かき混ぜながら水気がなくなるまで煮る。 ⑤ 米の固さを見ながら、④に残りの蒸し汁を50mlずつ足し、弱めの中火のまま芯がなくなるまで煮たら 、菜の花をとアサリを加えてさっと混ぜ、さらに醤油、コショウを加えて味を調える。 ⑥ ⑤を器に盛り、バターをのせる。

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