どくだみ茶の効能はダイエットにつながる?

どくだみ茶を飲むだけでダイエットが成功する可能性は低いです。しかし、どくだみ茶に含まれる「カリウム」や「マグネシウム」の作用による体内の余分な水分や便の排出が、体重の減少につながることもあるでしょう。

また、どくだみ茶に含まれる「イソクエルセトリン」には、脂肪分解酵素を活性化し、体脂肪の分解を促すはたらきがあります。肥満気味の方がイソクエルシトリンを配合した飲料を飲むという実験で、腹部脂肪の面積が減ったことが明らかになっています。(※1,4,6,8,9)

どくだみ茶の飲み方

飲む量

どくだみの茶葉を煎じてどくだみ茶を作る場合は、一日に使う茶葉の量は10~15gが目安です。500mlの水で煎じるのが基本ですが、飲みにくい場合は水の量を増やしても問題ありません。まとめて作ってもよいですが、傷みやすいため、作った日に飲み切るようにしましょう。

どくだみ茶は、飲み過ぎると副作用を引き起こすおそれがあるため、体調の変化を見ながら飲む量を調節してくださいね。(※10,11)

飲むタイミング

どくだみ茶を飲むタイミングに決まりはありません。ティータイムに飲んだり、食後に飲んだりと、ライフスタイルに合わせてくださいね。

おすすめの飲むタイミングは朝です。どくだみ茶に含まれている「マグネシウム」が便に水分を集めてやわらかくし、朝の便通をスムーズにしてくれますよ。(※6)

どくだみ茶の効能に副作用はある?

どくだみ茶にはカリウムが多く含まれているため、腎機能が低下している方は摂取量に注意しましょう。どくだみ茶を飲み過ぎてしまうと、排便を促す作用が過剰にはたらき、下痢を引き起こすことがあります。お腹をくだしやすい体質の方がはじめてどくだみ茶を飲む場合は、量をひかえめにしましょう。(※1)

どくだみ茶は妊婦が飲んで平気?

どくだみ茶にはカフェインが含まれていないため、妊婦の方も飲むことが可能です。ただし、市販のどくだみ茶のなかには、ほかの茶葉が配合されていて、カフェインを含んでいる場合があります。どくだみ茶の原材料や栄養成分表示を確認してから飲みましょう。

また、どくだみ茶には子宮を収縮させるという副作用があります。妊娠初期の方はどくだみ茶を控えるようにし、中期~後期も飲み過ぎないように注意しましょう。飲む量については、主治医に相談して調整することをおすすめします。(※12)
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