ライター : ako0811

サクサク、ぷりっぷり!えびの天ぷら

Photo by ako0811

調理時間 20
和食の大定番「えびの天ぷら」を上手に作る方法をご紹介します。えびは丸まりすぎないように下ごしらえをし、サクサクとした歯ごたえになるように衣はベチャッとさせないなど、いくつかポイントを押さえれば誰でもおいしい天ぷらが作れますよ。

材料(2〜3人分)

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コツ・ポイント

  1. えびのしっぽには、汚れた水分がたまっています。しっぽの先・剣先を切り落としておくと油はねが防げますよ。
  2. 揚げ油は、180度を目安にすると衣がサクッ、中はプリッとした食感のよいえびの天ぷらになります。

作り方

1.えびの下ごしらえをする

えびを片栗粉で洗う

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えびは、分量外の片栗粉を軽くまぶし冷水で洗って汚れを落とします。背の真ん中あたりに竹串やつまようじを刺し背ワタを取り除きましょう。
エビの剣先をカットしている様子

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しっぽの先(剣先)をカットして汚れた水分をかきだします。こうしておくと揚げる際に油はねしにくくなりますよ。
えびの腹側に数か所切れ目を入れる

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しっぽの殻以外をすべてむき、腹側に数か所切り込みを入れておきましょう。これで、天ぷらにした際に丸まりすぎずまっすぐにのびた形を維持できます。えびを伸ばしてまっすぐになればOKです。ひっかかりがあれば、筋を切っておきましょう。

2.えびに小麦粉をまぶす

えびに薄く小麦粉をまぶす

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えび全体に薄く小麦粉をまぶします。この小麦粉が衣との接着剤のような役割となり、衣をはがれにくくします。

3.衣を作る

卵と冷水をよく混ぜる

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ボウルに溶き卵と冷水を入れてよく混ぜ合わせます。先に卵と冷水を合わせておくことで小麦粉を加えた際に混ぜすぎないですみます。
小麦粉を加えてさっくり混ぜる

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小麦粉を加え、菜箸などでさっくりかきまぜます。ベチャッとした衣にならないように、小麦粉を入れたら混ぜすぎないようにしましょう。多少粉っぽさが残っていても問題ありません。 ※時間が経つとグルテンが活性化し、仕上がりがサクッとしなくなってしまうので、えびの下準備が終了し、すぐに揚げられる状態になってから衣を作りましょう。

4.180度の油で揚げる

えびに衣をつけて揚げる

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えびのしっぽを持ち衣にくぐらせます。180度に熱した揚げ油にそっと入れましょう。
少量の衣も足して花衣にする

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えびが浮き上がってきたら、上から少量の衣をたらすと花衣になってよりサクサク感が増しますよ。1分ほど揚げたら網の上に取り出し余分な油を切ります。

5.器に盛り付けて完成

網の上で油切りをする

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網の上にえびの天ぷらを取り出し、よく油切りをします。器に盛り付け、大根おろしやすだち、レモンや天つゆなどと一緒にいただきます。

えびの天ぷらに合う「副菜」レシピ5選

1. ひじきと小松菜の甘辛そぼろ

天ぷらの副菜には、お野菜の小鉢があると栄養バランスがよいですね。苦手な子どもが多い小松菜も、甘辛くした味付けだと食べてくれそう。色んなお野菜がたっぷりと食べられ、栄養満点の副菜は作り置きしておくと便利です。夕飯のひと品に、お弁当にとさまざまなシーンで活用できそうです。

2. 白身魚揚げ(がんも)と大根のうま煮

サクサクとした歯ごたえがおいしい天ぷらに合わせたいのが、じゅわっと旨みが広がる含め煮。この食感の違いが食卓を楽しくしてくれそう。材料をすべて入れてお鍋でコトコト煮るだけで、味がしみこんだおいしいひと品が完成します。煮込んで手が空いている間に、天ぷらが作れそうですね。

3. 白だしで簡単!高野豆腐のうま煮

和定食の定番おかず「高野豆腐」は、箸休めにも最適なやさしい味わいですね。天ぷらと高野豆腐、余力があれば茶碗蒸しなどがあれば、おうちでもお上品な和食御膳が完成します。高野豆腐のうま煮は冷凍ストックできるので、週末の作り置きレシピとしてもおすすめ。

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