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打ち粉とは?基本的な定義
打ち粉は、そばやうどん、パスタなどの麺類、パン、お菓子などの生地をこねたり、延ばしたりするときに欠かせない粉。打ち粉にはいろんな種類があり、生地によって使い分けるのが上手な利用法です。
この記事では、そんな打ち粉についてわかりやすく解説します。
この記事では、そんな打ち粉についてわかりやすく解説します。
打ち粉の定義
天ぷらやフライを揚げるとき、卵やバッター液がまとわりつきやすいよう、あらかじめ具材にまぶす小麦粉も打ち粉と呼びます。しかし一般的に打ち粉とは、手やめん棒、作業台などに、生地がくっつくのを防ぐための粉を指す言葉です。
打ち粉の役割
生地の種類によって、打ち粉の要不要が変わります。たとえばうるち米で作る餅は、粘度が低く硬くなりやすいので不要です。一方、もち米で作る餅や求肥は粘度が高く、やわらかいので粉が必要。
また加水率の高い麺類にも打ち粉が不可欠で、麺を切ったあとのくっつき防止用にも使われます。もちろん、パンやお菓子作りにも欠かせません。
また加水率の高い麺類にも打ち粉が不可欠で、麺を切ったあとのくっつき防止用にも使われます。もちろん、パンやお菓子作りにも欠かせません。
打ち粉の種類と使い分け
打ち粉として使用される粉は、圧倒的に馬鈴薯でんぷんやサゴでんぷんが多いです。しかしすべてに万能だということではなく、生地によっては向かない場合もあります。家庭にある代表的な粉の用途や、向き不向きを見てみましょう。
強力粉
パンやケーキ、クッキーなどの原料は小麦粉。軟質小麦の薄力粉で作ることが多く、まれに強力粉をブレンドすることもあります。そんな生地の打ち粉に薄力粉を使うと、親和性が高く馴染んでしまいがち。
硬質小麦から作る強力粉は、粒子が硬くてサラサラしています。そのため薄力粉生地のべたつき防止には、強力粉がうってつけなのです。
硬質小麦から作る強力粉は、粒子が硬くてサラサラしています。そのため薄力粉生地のべたつき防止には、強力粉がうってつけなのです。
片栗粉
うどんやラーメンなどの麺類は強力粉で作ります。麺生地は加水率が高いので、吸水効果の大きいでんぷんを使うのが一般的。もち米で作るやわらかい餅や、求肥などにも利用されます。
おうちで生地作りをする場合は、馬鈴薯(じゃがいも)でんぷんの片栗粉がおすすめ。工場や手作りしているお店では、サゴヤシから採れる無味無臭のでんぷんを使っています。
おうちで生地作りをする場合は、馬鈴薯(じゃがいも)でんぷんの片栗粉がおすすめ。工場や手作りしているお店では、サゴヤシから採れる無味無臭のでんぷんを使っています。
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