食べる順番

ダイエット中の食べる順番は、「汁物➡野菜類➡肉や魚➡ごはんや麺類」とすると良いでしょう。 まず、汁物を食べると、水分で満腹感を感じやすいので、食べる量を抑えられます。次に、食物繊維が豊富な野菜類を食べることで、血糖値の急上昇や脂肪の吸収を抑えます。 その後、メイン料理となる肉や魚料理をしっかりと噛んで食べましょう。たんぱく質が豊富で、筋肉の基となります。最後に、ごはんや麺類などの炭水化物を食べると、血糖値が上がりにくくなります。

太る食べ方

前項でご説明した痩せる食べ方の反対が、太る食べ方ですが、それ以外にも太る食べ方の2つ特徴をご紹介します。

1. 空腹時に糖質の多いものを食べる

空腹時に糖質の高い炭水化物やお菓子などを食べると、一気に血糖値が上がり、インスリンが分泌されやすくなってしまいます。 食事のときに炭水化物を最後に食べることはご説明しましたが、間食をする際はにも、糖質に気を付けなければなりません。 チョコレートやせんべい、チップスなどの菓子類を間食する方が多いですが、これらには糖質が多く含まれています。 市販されている低糖質の菓子類や、アーモンドなどのナッツ類、あたりめなど満腹感の得られるおやつに切り替えましょう。

2. ストレスで過食する

ダイエットで一番避けたいのは、ストレスです。過度な食事制限をすると、ストレスで過食になり、リバウンドを起こすことになりかねません。 また、ストレスはダイエットだけでなく、心や体の健康や美容にも影響を与えます。無理やり食事制限をするのではなく、やれる範囲で行ったり、徐々に慣らしていったりしましょう。

おわりに

痩せる食事と太る食事について、メニューや食べ方の違いをご説明しました。 ダイエットは簡単ではありませんが、継続して行うことで、痩せるだけでなく、健康や美容効果も期待できます。 ダイエットに適した食事のメニューや食べるタイミング、順番を知り、健康的に取り組みましょう。

監修

救急医、内科医 増田陽子 専門分野 微生物学、救急医療、老人医療 経歴 平成18年 Pittsburg State大学 生物学科微生物学・理学部生化化学 卒業 平成22 年 St. Methew School of Medicine 大学医学部 卒業 平成24年 Larkin Hospital勤務 平成26年 J.N.F Hospital 勤務 資格 日本医師資格 カリブ海医師資格 米国医師資格
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