追肥・土寄せ

間引きの後は、パクチーが倒れないように根元に土を寄せるといいですよ。 また、プランターでパクチーを育てる場合は、追肥はこまめに行いましょう。タイミングとしては種まきから3週間から4週間後に1回と、その後様子を見ながら1ヶ月に1回ほど肥料を与えるといいでしょう。 与え方は、固形肥料はプランターの縁に置いておいたり、液体肥料は水の代わりにするのもいいですよ。ただし、肥料の与えすぎは株が弱る原因にもなるので用量を守るようにしてくださいね。

収穫

収穫時期は、春夏栽培の場合は9月から11月、秋冬栽培の場合は3月から5月がベスト。パクチーが20cmほどの高さ、そして葉を10枚以上つけた頃が食べごろになります。 収穫の方法は、外側に来る葉茎を若い順に収穫していくのもいいですし、根元から引き抜いてもいいですよ。 茎が太くなったパクチーは、葉が硬くなって食感が悪くなってしまうので、そうなる前に収穫するとおいしいパクチーが楽しめます。

病害虫

独特な香りが特徴のパクチー。害虫もその香りに負けて寄ってこないのでは、と期待している人もいるかもしれません。しかし残念なことに、パクチーにもアブラ虫やハダニ、ナメクジなどの害虫がつきます。そんなときは木酢液を希釈したものをスプレーすると効果的です。 また、葉がうっすら白くなる「うどん粉病」や、日差し不足が原因で起こる「灰色かび病」、茎の根本からくびれてしまう土壌伝染性「苗立枯病」など病気にかかることもあります。 対処方法はそれぞれありますが、日当たりよく、通気性のいい場所で育て、葉を密集させないなど、生育環境を整えて予防することから始めると育てやすいですよ。

パクチーのおいしい食べ方

パクチーはエスニック料理や中華料理に欠かせない香味野菜。葉だけではなく、種、茎、花などすべてをお料理に使うことができます。 生で使う場合は、サラダや汁物などのトッピング、もしくはソースなどの原料にすると、パクチーの風味や味わいを効果的に食べられます。また、油との相性もいいので炒め物の材料にしてもおいしいですよ。

パクチー好きがおすすめするアレンジレシピ5選

1. パクチーのジェノベーゼソース

Photo by macaroni

調理時間:15分
パスタやお肉に使うジェノベーゼソースを、パクチーでアレンジ!クセになる独特のパクチーの風味が効いたソースです。パクチーとカシューナッツ、粉チーズといった具材をミキサーにかけるだけなので誰でも簡単に作れますよ。

2. パクチードレッシングサラダ

パクチーとナンプラーを使った、エスニック風味のドレッシング。レタスだけのシンプルなサラダが、パクチードレッシングを使うことで一気に味わい豊かになります。刻んだパクチーを調味料と和えるだけなので簡単♪ 手作りドレッシングの定番にしてもいいですね。
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