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パクチーの育て方
準備するもの
プランター
どれだけの量のパクチーを育てたいかによって、準備するプランターのサイズは変わってきます。育てやすいサイズは高さ、幅、奥行きがどれも20cm以上あるものを選ぶといいでしょう。号数でいうと7号から12号といったところでしょうか。
素材は特にどんなものでも構いませんが、素焼きのプランターは雰囲気ある見た目が人気です。また、パクチーは直根性の植物なので、移植を嫌います。育苗ポットではなく、育てるプランターに直に育てるほうがいいでしょう。
用土
プランターで育てる場合には、用土の特別な準備はなく、お野菜やハーブ用の培養土を使用してOK!水はけをよくするために鉢底石をプランターの底に敷いて、その上に培養土を入れるだけ。
ただし、用土にこだわりたいという人は、赤玉土、腐葉土、堆肥、バーミキュライトを5:3:1:1で混ぜて、水はけのいい用土を自分で作ることも可能です。
肥料
プランターでの栽培は育て始めの段階では肥料は必要ありませんが、追肥をこまめにするので、固形肥料や液体肥料を用意しておくと便利です。
栽培方法
種まき
種まきの時期は、3月から4月の春夏栽培と9月から10月の秋冬栽培のふたつのパターンがあります。栽培適温が20度から25度ということなので、お住いの地域の気温を参考に種をまく時期を調整してみましょう。
種まきの方法は、直線上に凹みを作ってそこへ種をまく「すじまき」、5cmから10cm程度の感覚で穴を開けてそこへ種をまく「点まき」、土の上にただ種をまくだけの「バラマキ」といった3種類の方法があります。
種はそのまままいてもいいですが、種を包んでいる殻を少し潰してから、数時間からひと晩水につけてから土にまくと発芽しやすくなります。
間引き
育て始めは、密集しているほうが育ちやすいパクチーですが、葉が込み合ってくると株同士の間の風通しが悪くなるので間引きする必要があります。
間引きのタイミングは本葉が4、5枚育ってから。方法はハサミで株の根元を切ります。
気をつけたいのは、間引くときにパクチーを一気に切ってしまわないようにすることです。株と株の間に隙間が空きすぎると、パクチーが倒れる原因になるので気をつけましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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