ほかのジュースとの比較

カロリー糖質量カリウムビタミンC
グレープフルーツジュース44kcal10.2g180mg38mg
リンゴジュース43kcal11.8g77mg3mg
オレンジジュース45kcal10.7g180mg22mg
ぶどうジュース54kcal14.2g30mgTrmg
(※ストレートジュース100gあたり)
(※6,10,11,12)
グレープフルーツジュースは、ほかのジュースと比べてビタミンCが多いです。18~49歳女性の一日のビタミンC推奨量は100mgなので、グレープフルーツジュースをコップ1杯(200cc)飲むと、一日のビタミンC 推奨量の約7割がとれる計算に。

ビタミンCをしっかりとりたいひとは、グレープフルーツジュースを選んでみてはいかがでしょうか。(※13,14)

グレープフルーツジュースを飲むときの注意点

注意点

  1. 薬を服用しているひとは注意
  2. 飲み過ぎない
  3. 血糖値が気になるときは空腹時の摂取をさける

薬を服用しているひとは注意

グレープフルーツジュースに含まれるフラノクマリン類によって、薬の作用を強めたり副作用が出やすくなったりするおそれがあります。グレープフルーツジュースによる影響は個人差はあるものの、十数時間~数日間続きます。

グレープフルーツジュースの影響を受ける薬を飲んでいるときは、グレープフルーツジュースの摂取を避けましょう。(※15)

飲み過ぎない

ストレートのグレープフルーツジュースの糖質量は、コップ1杯(200cc)20.4gです。また、果物ジュースは液体のため、固形のものをしっかり噛んで食べるときよりも吸収がはやいことから、血糖値が急激に上がるおそれが。

血糖値が急激に上がるとインスリン分泌が多くなり、体に脂肪がためこみやすくなるため、飲み過ぎには気をつけてくださいね。(※6,14,16,17)

血糖値が気になるときは空腹時の摂取をさける

果物をジュースにする過程で果物に含まれる食物繊維を除いているため、果物ジュースは果物よりも消化に時間がかからず、吸収も早い傾向です。そのため、空腹感がある状態で果物ジュースを急にとると、果物よりも血糖値が上がるおそれが。

血糖値が気になるひとは、空腹時の果物ジュースの摂取はさけたほうが良いでしょう。(※18)

グレープフルーツジュースにダイエット効果はある?

適度なグレープフルーツジュースの摂取は、ダイエットを助けてくれるでしょう。食べ過ぎによるエネルギー過剰は体重増加の原因になるので、グレープフルーツジュースに含まれるナリンギンの食欲抑制作用によって対策できるかもしれません。

しかし、グレープフルーツジュースの飲み過ぎは糖質やカロリーのとり過ぎにつながるおそれもあるので、注意してくださいね。(※3,4,6)
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