サラダから食べる

カツ丼自体には野菜が不足しているため、食べるときは野菜のサラダや小鉢を一緒に食べましょう。サラダなどの野菜の食物繊維から食べることで、血糖値の急激な上昇を抑えられます。 急激に血糖値が上がるとインスリンが大量に分泌され、一気に下げようとして逆に低血糖状態になり、また何か食べたくなってしまう、という悪循環に陥ってしまいます。(※4) 野菜を先に食べることは「べジファースト」と呼ばれる食べ方で、食物繊維、タンパク質を糖質の前に食べることで、血糖値の上昇をゆるやかにし、インスリンの分泌を抑えられます。

よく噛んで食べる

よく噛んでたべることは、満腹感を得ることができ、消化を助け、食後のエネルギー消費量も増加させてくれます。 脳が満腹感を感じるまで20分といわれています。よく噛みゆっくりと味わって食べることで、食後に物足りなさを感じて追加で食べてしまう、ということを防げます。 またできるだけ早く食べた場合と、ゆっくり噛んで食べた場合では、ゆっくり噛んで食べたほうが、食後90分間のエネルギー消費量が1kgあたり173kcalも違うといわれています。よく噛むことにはメリットが多いのです。(※5)

少しの意識でカツ丼だって楽しめる!

いかがでしたでしょうか?ダイエット中には控えてしまうカツ丼ですが、我慢しすぎはストレスになり、暴飲暴食の原因になりかねません。たまに食べたくなったときには、無理なく工夫して楽しみましょう。 今回はカツ丼に限らず、普段の食事の中でも取り入れられる食べ方のコツをご紹介しました。少しずつ意識することで日々の食事もダイエットにつながります。野菜から食べるべジファーストとよく噛んで味わって食べることを心がけてみてください。
【参考文献】
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