油脂と一緒に食べる

キンカンに含まれるβ-カロテンは、脂質と一緒に摂取すると吸収率が高まります。

サラダに入れてオイルドレッシングと一緒に食べたり、肉料理に添えて一緒に食べたりすることでβ-カロテンを効率よく摂取できますよ。食べ方をひと工夫するだけで、簡単に吸収率を上げられます。(※1,2)

キンカンの食べ過ぎには注意が必要?

キンカンに含まれる不溶性食物繊維は、適量であれば腸内環境を整えるのに役立つ栄養素です。しかし、便秘のときに摂り過ぎるとお腹の張りを感じるおそれが。

食物繊維は日本人に不足しがちな栄養素なので意識して摂取したい栄養素ですが、普段の食生活にプラスして摂る場合には摂り過ぎに注意しましょう。

キンカンを生で食べる場合は、一日5個程度が目安。不足しがちな食物繊維を約4gプラスできる量です。(※7,13,14,15,16)

いろんな食べ方で♪ キンカンのアレンジレシピ5選

1. 丸ごと食べよう!キンカンコンポート

皮ごと食べられるキンカンをコンポートにしてみては?ヘタを取ったキンカンに砂糖を加えて、20分ほど煮ればOK。

さらにひと手間加えて半分に切って種を取っておくと、とても食べやすくなりますよ。白ワインを加えて煮ても、風味が付いておすすめです。

2. お茶請けやおせちにも使える。キンカンの甘露煮

Photo by macaroni

お茶請けやおせち料理にも使える、キンカンの甘露煮。宝石のようなつやつやした照りがおいしそうですね。

砂糖だけでキンカンを煮詰めるシンプルなレシピですが、キンカンに竹串を入れて丁寧に種を取り出すのがポイント。ビタミンの補給に、甘酸っぱい金柑をほおばって味わいましょう。(※1)

3. オレンジよりも簡単。キンカンのオランジェット

砂糖漬けの柑橘類の皮をチョコレートで包んだフランス菓子「オランジェット」を、キンカンで。キンカンは何回もゆでなくてもやわらかくなるので、オレンジよりも手間がかからず簡単ですよ。

小さいのでひと口で食べやすいひと品。キンカンとチョコレートのマリアージュを楽しんでみてくださいね。

4. おしゃれでさわやか。完熟キンカンのマリネ

キンカンは甘いスイーツ系のレシピだけではありませんよ。こちらのマリネは、完熟キンカンを使用して作ります。

皿に盛り付けてパセリとミックスペッパーをかけると、おしゃれな前菜のできあがり。さわやかなキンカンの味わいが口に広がり、前菜にぴったりです。
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