ライター : 小嶋絵美

フードライター / 管理栄養士

「脂肪燃焼スープ」がダイエットに効果的って本当?

脂肪燃焼スープは脂肪燃焼にかかわる食材が入るので、ダイエットに役立ちますよ。

おすすめ食材はトマト、唐辛子、脂質の少ない肉類、大豆などです。そのほかに、体を温めるしょうがの辛味成分や、エネルギー代謝を促すビタミンB2が含まれるきのこも上手に組み合わせてみましょう。

いろいろな食材で作るとバリエーションが楽しめ、飽きずに続けられそうですね。(※1,2,3,4,5,6)

脂肪燃焼スープに期待できる効果

効果

  1. 脂肪燃焼を助ける
  2. 脂質や糖質の代謝を促す
  3. 体を温め基礎代謝アップ
  4. 便秘対策につながる

脂肪燃焼を助ける

脂肪燃焼スープには基本的に、脂肪燃焼を助ける食材が入ります。

トマトの「13-oxo-ODA」、唐辛子の「カプサイシン」、肉類の「L-カルニチン」、大豆の「大豆ペプチド」には脂肪燃焼を助けたり、促したりといった作用があります。どれも手軽に取り入れられるので、試しやすいですね。(※1,2,3,4)

糖質・脂質・たんぱく質の代謝を促す

きのこや卵などに多い「ビタミンB2」は、三大栄養素である糖質・脂質・たんぱく質のエネルギー代謝をサポートします。とくに脂質代謝に大きくかかわるのが特徴です。また、ビタミンB2は細胞の新陳代謝を促すので、健康な肌作りや、発育にも役立ちます。

糖質代謝を促すには、肉類に多い「ビタミンB1」もおすすめ。長ねぎやにんにくの香り成分「アリシン」を一緒に摂ると、ビタミンB1の吸収がよくなりますよ。(※6,7)

体を温め基礎代謝アップ

しょうがの辛味成分「ジンゲロール」は血行を促し、体を温めます。

加熱したしょうがでは、ジンゲロールが「ショウガオール」に変化。ショウガオールは胃腸を刺激し、内臓のはたらきを活発にします。ショウガオールは内側から身体を温めるので、冷え対策のために摂るのもいいですね。(※5)

便秘対策につながる

脂肪燃焼スープは野菜やきのこをたっぷり入れましょう。食物繊維が豊富なため、ダイエット中の便秘対策につながりますよ。

ダイエットではバランスのよい食事をしながら、摂取エネルギーと消費エネルギーの調整が大切です。脂肪燃焼スープに入れる野菜は、なるべく低カロリーなものを選んでくださいね。

それでは、脂肪燃焼に役立つ食材をたっぷり使うスープのレシピをご紹介します。(※8,9)
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