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ぬか床いらずのぬか漬けって!?
日本が世界に誇る食品、漬物。なかでもぬか漬けは、米ぬかに塩や鷹の爪、野菜くずを加えて熟成・発酵させることで独特の風味をもたせる、古くから愛される漬物ですよね。ぬか床をかき混ぜる手によってその風味や味が変わってくることから、ぬか床を代々受け継ぐ風習もあるほど。
箸休めやごはんのお供に重宝するぬか漬けですが、野菜を漬けるまでの下準備が面倒だったり、毎日かき混ぜる工程が大変だったりで、なかなか続かないんですよね。
そんなぬか漬けが、パン粉を使うとなんとたった3時間でできてしまうんです。
箸休めやごはんのお供に重宝するぬか漬けですが、野菜を漬けるまでの下準備が面倒だったり、毎日かき混ぜる工程が大変だったりで、なかなか続かないんですよね。
そんなぬか漬けが、パン粉を使うとなんとたった3時間でできてしまうんです。
パン粉でぬか漬け風になるのはなぜ?
今回使用した材料は、パン粉、砂糖、塩のみ。通常のぬか床を作るには、米ぬか、水、塩、鷹の爪、野菜くず、昆布などたくさんの材料が必要です。ぬかにすべての材料を混ぜてから、毎日かき混ぜて空気に触れさせることで、熟成と発酵を繰り返し、独特の風味が生まれます。
パン粉と砂糖、塩だけでぬか漬け風の味になるのは、パン粉に含まれる酵母のおかげ。発酵を促すでんぷんを多く含むので、たった3時間で漬かるというわけです。
パン粉と砂糖、塩だけでぬか漬け風の味になるのは、パン粉に含まれる酵母のおかげ。発酵を促すでんぷんを多く含むので、たった3時間で漬かるというわけです。
作り方
材料
・きゅうり……1本
・砂糖……大さじ1杯
・パン粉……大さじ1杯
・塩……小さじ1杯
・塩(板ずり用)……ひとつまみ
※パン粉は乾燥・生パン粉どちらを使用してもかまいません。
作り方
1. きゅうりを板ずりする
きゅうりは洗ってからまな板に置き、板ずり用の塩をまぶして手でゴロゴロと転がします。少し力を入れて転がします。
表面に少しやわらかさが出て、全体的にしんなりとしたらOK。水でさっと洗って塩を流します。
2. 3時間漬ける
ジッパー付きの袋にきゅうり、パン粉、砂糖、塩を入れ、袋ごと手でもんでパン粉を全体になじませます。
※ジッパー付きの袋がなければ、破れにくい厚手のポリ袋で代用してください。
※ジッパー付きの袋がなければ、破れにくい厚手のポリ袋で代用してください。
調味料がきゅうりになじんだら、空気を抜いて封を閉じます。きゅうりをコロコロと転がしていくと、効率よく空気が抜けます。(ポリ袋を使用するときも同様に空気を抜き、口をしっかりと縛ってください。)
このまま冷蔵庫に入れ、3時間ほど漬けます。
このまま冷蔵庫に入れ、3時間ほど漬けます。
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