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幻のさくらんぼ「レイニアチェリー」とは
アメリカンチェリーというと、国産のキレイな赤と違い黒っぽいさくらんぼを想像しますが、アメリカンチェリーの中でも最高峰においしいと言われる、レイニアチェリーは、見た目が国産のものに似ています。
このレイニアチェリーとは、どこが原産のどんなさくらんぼなのでしょうか?
「アメリカンチェリー」というからにはアメリがが原産だと思われますが、やはりそうです!アメリカのワシントン州が原産で、日本に入ってくるものは輸入品です。
見た目と味の特徴
レイニアチェリーは、黒っぽい普通のアメリカンチェリーとは違い、きれいなクリーム色と赤ピンク色のグラデーションがきれいで、見た目がとても国産のさくらんぼに似ています。
一粒一粒が肉厚でとても大きいです。なかには500円玉大のものもあり、一粒でもとても食べごたえがあり、クリーミーな味の虜になってしまう人も多いようです。
一度その味を知ったらリピートしてしまうという人も少なくありません。ただ、このさくらんぼはとてもおいしいため、収穫前に3分の1程度を鳥に食べられてしまうという悲劇が襲います。出荷の絶対数が少ないのです。
そのために安価なアメリカンチェリーの常識をくつがえす高価な値段がつけられているのです。
主な産地と旬の時期
レイニアチェリーはアメリカのワシントン州が原産地ですが、いまでは同じアメリカのカリフォルニア州やオレゴン州でも栽培されています。なかでもいちばん遅い時期にとれるワシントン州のものがいちばんおいしいと言われています。
また、北アメリカとは季節が逆のチリ産もあるため、アメリカでは、日本ほど限られた時期しか食べられないということもありません。
普通のアメリカンチェリーとは違い、レイニアチェリーは旬の時期がとても短く、現地での収穫は6月下旬から7月中旬です。
さらに日本に輸入されることを考えると、日本で私たちがこのレイニアチェリーを口にできるのは7月の中旬から下旬のごく短い時期となります。
レイニアチェリーの選び方と保存方法
レイニアチェリーは、冷蔵庫の冷気に弱いので長時間冷やすことはさけてください。できれば買ったらすぐに食べるのが理想ですが、少しの期間の保存なら新聞紙に包んでおき、冷暗所に置いておきます。
冷えたのがいいという時は、食べる直前に冷やすといいでしょう。ずっと冷蔵庫に入れておくと味が損なわれてしまうのです。
コストコのレイニアチェリーが大人気!
レイニアチェリーはあまり一般のスーパーでは売られていないようですが、アメリカが本拠地の「コストコ」で手に入れることができます。
アメリカでも「フルーツのダイヤモンド」と呼ばれ、日本でも「アメリカの佐藤錦」と呼ばれているレイニアチェリー。
コストコで売られているとなれば、時期になればすぐに買いに行きたいところですよね。
しかし、お値段が80粒前後で2,500円程度。量が多く安売りで有名なコストコでもこのお値段なのです。収穫前に3分の1を鳥に食べられてしまうことや、日本への輸入コストを思うと仕方のないお値段なのでしょうか?
肉厚でクリーミーな味が今しか食べられないと思うと、2,500円でもつい買ってしまいそうになりますね。
一度食べたら虜になっちゃう♪
アメリカでは「フルーツのダイヤモンド」と呼ばれ、日本でも「アメリカの佐藤錦」と形容される、アメリカンチェリーの最高峰、レイニアチェリーをご紹介しましたがいかがでしょうか。
普通のスーパーではあまり売られていないので、その存在を知らない人も多いかと思いますが、一度食べたら忘れられない肉厚でクリーミーな味にとりこになってしまう人も多いようです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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