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この記事は、三越伊勢丹が運営する、「FOODIE」の提供でお送りします。
チュニジア、モロッコでおなじみ。辛み調味料「ハリッサ」はやみつきになるおいしさ!
北アフリカを旅した際にはじめて「ハリッサ」に出会ったという渡部さん。もともと辛いものが好きだったこともあり、その魅力にハマって、帰国後も、現地の料理に限らず鍋や冷や奴などさまざまなメニューに加えてみては、その味わいを楽しんでいるそうです。
そんな渡部さんが考えるハリッサの魅力とは?
1. とにかく万能で何にでも合う
2. 料理に旨みとコクが加わる
3. 手軽にエスニックな味わいが楽しめる
「ハリッサは辛いだけではなく味わいに奥深さがあり、いろいろな料理をおいしくしてくれます。瓶やチューブの市販品も売っていますが、ご自宅でスパイスから作ると、フレッシュで香りもよく、断然おすすめですよ」
【プロ直伝】スパイスから作る、万能調味料「ハリッサ」のレシピ
※取扱い:伊勢丹新宿店
材料(作りやすい分量)
・キャラウェイシード、コリアンダーシード、クミンシード…各小さじ1
・パプリカ(粉末)…小さじ1/2
・唐辛子(輪切り)…小さじ2
・にんにく…1かけ
・オリーブオイル…大さじ3
・塩…小さじ1/4
作り方
1. にんにくをすりおろす
「にんにくはチューブタイプでも問題ないですが、フレッシュなものをすりおろして使用した方が、風味がよくなります」
2. すり鉢に、コリアンダーシード、クミンシード、唐辛子を入れ、すりこ木ですりつぶす
すり鉢に、クミンシード、コリアンダーシード、唐辛子を入れます。
「すり鉢がない場合は、厚めのビニール袋に入れて瓶底で叩く、もしくは包丁で粗く刻んでもいいでしょう。ホールスパイスの代わりに、粉末タイプを使用しても大丈夫です」
すりこ木でスパイスをすりつぶします。
「スパイスを砕くイメージです。細かさは好みでOK。多少粗くても、スパイスのザクザク感が楽しめて、おいしいですよ」
3. 残りの材料をすべて加え、よく混ぜる
2のすり鉢に、キャラウェイシード、パプリカ、1のにんにく、オリーブオイル、塩を入れます。
全体をよく混ぜます。
「ここでは砕く必要はないので、混ぜる道具はすりこ木でなくても大丈夫です。パプリカの赤色がつきやすいので、木の道具や白いゴムべらなどは避けた方がいいでしょう」
4. 全体がよく混ざったらできあがり
全体が均一に混ざったらハリッサの完成です。
「できあがったハリッサは冷蔵庫で保存してください。生のにんにくが入っているので、1週間を目安に使い切りましょう」
辛いだけじゃない! スパイシーで奥行きのある味わいは何にでも合う
できあがったハリッサを早速、ソーセージにつけていただきます。口に入れた第一印象は、スパイスのザクザク感とフレッシュなにんにく風味の存在感。
後からピリッとした刺激、さらに辛さだけでなく、複数のスパイスが織りなす芳醇な味わいが感じられます。キャラウェイシードのプチっとした食感と爽やかな香りがいいアクセントに。これはビールにも絶対合います!
「シンプルにグリルした野菜に添えるだけでもおいしいですよ。お肉を漬け込んで焼いたり、チャーハンの味つけやラー油がわりに餃子のたれに入れたりするアイデアも。煮込み料理やカレーの隠し味としても使えます」
とにかく万能な北アフリカの旨み調味料。手軽にエスニックな雰囲気を味わえるのでぜひお試しを!
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