ライター : FOODIE

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チュニジア、モロッコでおなじみ。辛み調味料「ハリッサ」はやみつきになるおいしさ!

北アフリカを旅した際にはじめて「ハリッサ」に出会ったという渡部さん。もともと辛いものが好きだったこともあり、その魅力にハマって、帰国後も、現地の料理に限らず鍋や冷や奴などさまざまなメニューに加えてみては、その味わいを楽しんでいるそうです。

そんな渡部さんが考えるハリッサの魅力とは?

1. とにかく万能で何にでも合う 2. 料理に旨みとコクが加わる 3. 手軽にエスニックな味わいが楽しめる
「ハリッサは辛いだけではなく味わいに奥深さがあり、いろいろな料理をおいしくしてくれます。瓶やチューブの市販品も売っていますが、ご自宅でスパイスから作ると、フレッシュで香りもよく、断然おすすめですよ」

【プロ直伝】スパイスから作る、万能調味料「ハリッサ」のレシピ

<朝岡スパイス>(左から)キャラウェイ原形 (30g)551円(税込) コリアンダー原形(18g)540円(税込) クミン原形(30g)530円(税込) パプリカ(35g)530円(税込)
※取扱い:伊勢丹新宿店

材料(作りやすい分量)

・キャラウェイシード、コリアンダーシード、クミンシード…各小さじ1 ・パプリカ(粉末)…小さじ1/2 ・唐辛子(輪切り)…小さじ2 ・にんにく…1かけ ・オリーブオイル…大さじ3 ・塩…小さじ1/4

作り方

1. にんにくをすりおろす
「にんにくはチューブタイプでも問題ないですが、フレッシュなものをすりおろして使用した方が、風味がよくなります」
2. すり鉢に、コリアンダーシード、クミンシード、唐辛子を入れ、すりこ木ですりつぶす
すり鉢に、クミンシード、コリアンダーシード、唐辛子を入れます。
「すり鉢がない場合は、厚めのビニール袋に入れて瓶底で叩く、もしくは包丁で粗く刻んでもいいでしょう。ホールスパイスの代わりに、粉末タイプを使用しても大丈夫です」
すりこ木でスパイスをすりつぶします。
「スパイスを砕くイメージです。細かさは好みでOK。多少粗くても、スパイスのザクザク感が楽しめて、おいしいですよ」
3. 残りの材料をすべて加え、よく混ぜる
2のすり鉢に、キャラウェイシード、パプリカ、1のにんにく、オリーブオイル、塩を入れます。
全体をよく混ぜます。
「ここでは砕く必要はないので、混ぜる道具はすりこ木でなくても大丈夫です。パプリカの赤色がつきやすいので、木の道具や白いゴムべらなどは避けた方がいいでしょう」
4. 全体がよく混ざったらできあがり
全体が均一に混ざったらハリッサの完成です。
「できあがったハリッサは冷蔵庫で保存してください。生のにんにくが入っているので、1週間を目安に使い切りましょう」

辛いだけじゃない! スパイシーで奥行きのある味わいは何にでも合う

できあがったハリッサを早速、ソーセージにつけていただきます。口に入れた第一印象は、スパイスのザクザク感とフレッシュなにんにく風味の存在感。 後からピリッとした刺激、さらに辛さだけでなく、複数のスパイスが織りなす芳醇な味わいが感じられます。キャラウェイシードのプチっとした食感と爽やかな香りがいいアクセントに。これはビールにも絶対合います! 「シンプルにグリルした野菜に添えるだけでもおいしいですよ。お肉を漬け込んで焼いたり、チャーハンの味つけやラー油がわりに餃子のたれに入れたりするアイデアも。煮込み料理やカレーの隠し味としても使えます」 とにかく万能な北アフリカの旨み調味料。手軽にエスニックな雰囲気を味わえるのでぜひお試しを!
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