ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

ナンプラーにたまごを漬けたら…

Photo by muccinpurin

卵黄をしょうゆに漬けると、ぎゅっとおいしさが凝縮するのはよく知られたレシピですが、しょうゆをナンプラーに変えたらどうなるか、気になりませんか? タイ料理には欠かせない魚醤・ナンプラーは、魚の旨みと独特の香りが特徴。ちょっぴりクセがありますが、一度ハマると抜け出せない魅力があるんですよね。 さっそく、卵黄を漬けた名付けて “アジアンたまご” のレシピをご紹介しましょう♪

レシピ

材料

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・卵黄……3個 ・ナンプラー……適量

作り方

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卵黄を入れた瓶にナンプラーを注ぎます。 取り出しやすいように、浅めの瓶に入れるのがおすすめです。

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ナンプラーは香りが強いので、しっかりと密閉して冷蔵庫でひと晩漬けます。

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ひと晩漬けると、卵黄の色が濃くなり、ナンプラーによく漬かっているのがわかりますね。 意外なことに、漬ける前よりもナンプラーの香りがマイルドに変化しているんです。しかも、ナンプラー自体も少しとろみが出ているので、まろやかな味わいに。 これは、ナンプラーが苦手な人にもチャレンジしやすそうな予感です……!

アツアツごはんにのせて、アジアンTKG!

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炊きたてのごはんに、アジアンたまごをのせていただきます!しょうゆ代わりのナンプラーと、ブラックペッパー・青ねぎをかけて、さらにアジアっぽく仕上げてみました。お好きな方は、パクチーをのせれば完璧ですね! ナンプラーに漬けた卵黄は、しっかりと固くなってまるで湯むきしたプチトマトのよう。日の丸弁当のような見た目ですが、香りはナンプラーなので完全にアジアです。

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箸で卵黄を割ってみると、ねっとりと濃厚。ナンプラー自体塩分が濃いので、少量の卵黄でごはんがどんどん進みます!ピリッとしたブラックペッパーもいいアクセントになっています。 生卵をご飯にかけて食べる習慣は日本独特で、特にタイをはじめとする東南アジアは暑い気候のため生のまま卵を食べるのはご法度。 そんな生卵をナンプラーに漬けることで誕生したアジアン卵、不思議ですが長年連れ添ったように違和感のない味わいでした。

アジアンたまご、かなりイケます!

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単体では主張が強いナンプラーも、卵黄を漬けるとマイルドな味わいに変化するのが意外な発見でした。卵黄もねっとり濃厚な食感に変わり、ナンプラー自体も卵かけご飯の調味料として使えるという一石二鳥のレシピ。 卵かけご飯以外にも、アボカドとあわせてサラダにしたりチーズと合わせておつまみにしたりと、アレンジの幅も広そうです。 ナンプラーを使ったアジアンたまご、かなりイケます!

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