ライター : dressing

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ジャガイモはアレンジ自在!

カレーや肉じゃがなど、家庭料理にはかかせない食材のジャガイモ。脇役になることが多い食材だが、魅せ方を工夫すれば簡単に主役級メニューに変身させることができる。 シンプルな素材だからこそ、マッシュして丸めたり、角切りにしてカップに入れたり、パイ生地に塗ったりと、アレンジ自在でさまざまな形に変身可能。 おつまみにも、おもてなしのオードブルにも使える、簡単でかわいいフィンガーフードのレシピを紹介する。

マッシュポテトをサーモンでくるり! ハーブの風味がアクセントの「手まりポテト」

マッシュしたジャガイモでクリームチーズを包んで丸め、サーモンを巻いた「手毬ポテト」のレシピ。 トッピングにハーブを添えると一気に華やかなパーティー仕様に変身。マッシュポテトの中にも刻んだハーブを加えることで、彩りと風味が加わりアクセントに。
材料(作りやすい分量) ・ジャガイモ(中) … 2個(約190g) ・イタリアンパセリ … 5g ・クリームチーズ … 40g ・バター …10g ・スモークサーモン … 8枚 ・塩 … 小さじ1/4 ・コショウ … 小さじ1/4 ・イタリアンパセリ(飾り用)… 適量 作り方(調理時間:30分) ①ジャガイモは皮をむき、ひと口大の大きさに切って水にさらす。イタリアンパセリはみじん切りにする。クリームチーズは8等分にして丸める。 ②ジャガイモをザルにあげて耐熱ボウルに入れ、ふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで5分ほど加熱する。ジャガイモに竹串がスッと通ればOK。 ③②が熱いうちにバターを加えて溶かし、マッシャーで滑らかになるまで潰す。塩、コショウを加えてよく混ぜたら、粗熱をとってイタリアンパセリを加えて全体を混ぜ合わせる。
④③を8等分にして、クリームチーズを包み込むように丸めて、バットの上に並べる。まな板の上にラップを敷き、中心にスモークサーモンを置く。サーモンの上にジャガイモを乗せ、ラップの四隅を寄せて丸型を作り、ラップをねじりサーモンとジャガイモがしっかりくっついたら、ラップを外してバットの上に並べる。 ⑤飾り用のイタリアンパセリの葉をサーモンの上に飾って器に盛る。

ホクホクとろ~り! 角切りジャガイモとウズラの卵で「ベーコンカップポテト」

続いて紹介するのは、ベーコンのカップに角切りのジャガイモとウズラの卵を入れて焼いた「ベーコンカップポテト」のレシピ。 角切りにしたジャガイモのホクホク感に、トロッとしたウズラの卵が合わさって、見た目も味も主役級な存在感! ジャガイモにまぶしたカレー粉が味のアクセントに。
材料(直径6cmのマフィン型6個分) ・ジャガイモ … 小2個(約120g) ・ベーコン … 12枚 ・オリーブオイル … 適量 ・シュレッドチーズ … 50g ・カレー粉 … 小さじ1/4 ・塩 … 適量 ・ウズラの卵 … 6個 ・黒コショウ(粗挽き)… 適量 作り方(調理時間:30分) ①ジャガイモは皮をむき、7mm角に切って水にさらす。ベーコン6枚は型の高さに合わせて切り、余った部分はみじん切りにする。あとの6枚は長さを半分に切る(カップの底面にするため)。マフィン型にオリーブオイルを薄く塗る。 ②①のジャガイモの水気を切り、耐熱ボウルに入れてふんわりとラップをかけ、600Wの電子レンジで3分加熱する。 ③②の水気をキッチンペーパーで拭き取り、ジャガイモが冷めたらカレー粉と塩を加えて味を調える。みじん切りにしたベーコン、シュレッドチーズを加えて混ぜる。
④マフィン型の側面にベーコンを巻きつけ、底に半分に切ったベーコン2枚を十字にして敷く。③を均一に入れ、その上にウズラの卵を割り入れる。 ⑤200℃に予熱したオーブンに入れて、表面がこんがりするまで10分焼く。器に盛り、粗挽き黒コショウを散らす。

マッシュポテトをパイシートで巻くだけ! 片手で食べられる「ツイストスティックパイ」

最後に紹介するのは、マッシュしたジャガイモをパイシートに塗り、ねじって焼いた「ツイストスティックパイ」のレシピ。スティック状で食べやすく、おつまみにぴったりの一品。ジャガイモに混ぜたハーブやスパイスの風味が豊かで、お酒がすすむフィンガーフードだ。
材料(作りやすい分量) ・ジャガイモ … 小2個(約120g) ・ローズマリー(生) … 1~2本 ・岩塩(粒の小さめのもの) … 小さじ1/2 ・粗挽き黒コショウ … 小さじ1/4 ・パプリカパウダー(お好みで) … 小さじ1/2 ・冷凍パイシート … 200g ・飾り用ローズマリー(生) … 適量 作り方(調理時間:30分) ①ジャガイモは皮をむき、ひと口大の大きさに切って水にさらす。ローズマリーは枝をしごいて、葉だけをみじん切りにする。 ②ジャガイモをザルにあげて耐熱ボウルに入れ、ふんわりとラップをかけて、600Wの電子レンジでジャガイモに竹串がスッと通るまで、5分ほど加熱する。 ③②の水気をキッチンペーパーで拭き取り、マッシャーで滑らかになるまで潰す。粗熱が取れたら、ローズマリー、岩塩、黒コショウ、パプリカパウダーを加えて混ぜる。 ④台の上にパイシートを乗せて麺棒で伸ばし、20cm×10cmのシートを2枚作る。フォークで数カ所穴を開けて、片方のパイシートの上に③の半量を塗り、もう1枚のパイシートを重ねる。
⑤④を2cm×10cmの大きさに切る。パイシートの上に残りの③を塗り、4か所捻る。 ⑥200℃に予熱したオーブンでこんがりと焼き色がつくまで10分焼き、粗熱が取れたら器に盛る。 ジャガイモで作れる、簡単おしゃれなおつまみフィンガーフードレシピを紹介した。 成形やデコレーション次第で、シンプルな食材を華やかなおもてなしメニューに変身させることができるので、ぜひ試してみてほしい。 【レシピ制作者プロフィール】 料理研究家/調理師 滝野千鶴 東京生まれ。物心ついたときからの料理好きで、料理をする母親をみて調理のコツを学び、独学で調理師の免許を取得。 その後、料理教室でフランス料理、イタリア料理などを学ぶ。また、子供が食物アレルギーを持っているため、子供の体質改善を目指して発酵料理についても学ぶ。 「大切な人にほっとしてもらえる料理」をモットーに、現在は食のコンテンツ企画制作会社フードクリエイティブファクトリーでレシピ開発や執筆を行っている。 【調理・撮影協力】 フードクリエイティブファクトリー 「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。 食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、 イベントなどを手がけています。 HP:http://foodcreativefactory.com/ Twitter:https://twitter.com/fcf_staff?lang=ja Instagram:https://www.instagram.com/foodcreativefactory/
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