水気を拭き取りしっかり乾燥させる

青梅に水分が残っていると、カビ発生の原因となります。青梅を洗ったら水気を丁寧に拭き取ってから乾燥させてください。ヘタを外した凹んだ部分もきれいに拭き取りましょう。また、保存瓶や重し、落とし蓋を洗ったあとも、しっかり乾燥させてくださいね。

ホワイトリカーや焼酎で消毒する

ホワイトリカーや焼酎を使って保存瓶や使う道具を消毒することも重要です。消毒を怠るとカビが発生しやすくなるので、丁寧におこないましょう。煮沸消毒してからホワイトリカーや焼酎で消毒するのがおすすめ。

保存瓶が大きく煮沸消毒できない場合は、しっかり洗ってから熱湯消毒し乾燥させてホワイトリカーや焼酎で拭くとよいですよ。また、保存瓶だけでなく、落とし蓋や重しの消毒も忘れないようにしましょう。

カリカリ梅を作る際、青梅にホワイトリカーをまとわせてから塩をふります。これもカビの発生をふせぐのに効果的。かならずホワイトリカーが青梅全体に行き渡るように混ぜてください。

よくある質問

質問回答
1.カリカリ梅作りに必要な道具は?大きめの保存瓶、重し、落とし蓋、竹串、大きめのボウル
2. 梅をつける容器の材質は?ガラス瓶、ホーロー容器、陶器の容器がおすすめ
プラスチックや金属は酸に弱いので避ける
3. 重しの重さの目安は?梅の重量の2倍
4. 重しがないときはどうする?缶詰やペットボトルで代用する
5. カリカリ梅に使う梅の選び方は?完熟梅ではなく青梅を使う
やわらかくなりにくく、カリッとした食感に仕上がるため
6. 梅酢の上がりが遅いときはどうする?梅酢は2〜3日で上がる
重しが軽い場合は足す
塩が少ない場合は増やす
7. 塩の量の目安は?梅に対して10%
減らすとカビが発生しやすくなる
8. いつ食べられる?2〜3週間で食べられる
9. できたカリカリ梅の保存方法は?卵の殻を取り除き、梅酢に漬けたまま冷蔵庫で保存
食べる分だけ煮沸消毒した保存容器に取り分け、保存瓶の開閉を少なくすると日持ちする
半年ほど保存可能
3ヶ月程度で食べ切るのがおすすめ

カリカリ梅はおうちで手作りしよう!

カリカリ梅は、さわやかな酸味と食感が魅力。カリカリと食べやすく、箸休めやおやつ、料理のアクセントにとさまざまな使い道があります。比較的短い期間で作れるうえ、あまり手間がかからないため、梅仕事初心者の方にもおすすめですよ。

使う青梅は、5月下旬から市場に出回り始めます。ご紹介した作り方のコツやカビをふせぐポイントを参考に、ぜひカリカリ梅作りに挑戦してみてくださいね。

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