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子どもの好奇心は止まらない
みなさんが普段キッチンで料理をするとき、お子さんは何をしていますか?テレビを見ていたり、おもちゃで遊んでいたりするかもしれません。ときにはママのそばに来て「何作ってるの〜?」「これは何〜?」と好奇心旺盛のお子さんは、知りたい、さわってみたいが止まらない……。見るもの、扱う道具にも興味津々!
でも包丁や火を扱うキッチンには危険がいっぱい。ただでさえ忙しいママは、ちゃちゃっと調理を済ませたいですよね。
今回は、世田谷区でリトルシェフクッキングを開催する武田昌美先生監修のもと、子どもがひとりで作れる料理を教わってきました。子どもの知りたい!やってみたい!そんな好奇心を伸ばしてあげませんか?
予約の取れない料理教室『リトルシェフクッキング』
武田昌美先生が代表を務めるLittle Chef Cooking(リトルシェフクッキング)では、なんと2歳児からを対象にした子ども向けの料理教室を開催しています。料理を通して幼児期に必要な子どもの成長や学びを体験することができ、予約は3ヶ月待ち。
好奇心旺盛な子ども本来の姿は、これからの社会を生き抜く上で必要なスキルと考え、挑戦することの大切さ、失敗したときのリカバリー法、そして、できた!という自信や成功体験を幼児期から体感する料理教室です。
料理を通して得られるこれらの経験、達成感が、新しいアイデアや柔軟な発想、対話力を身に付け、子どもが社会にでたときに重要な要素となり、幼児期に必要な教育だと訴える武田先生。未来を担う子どもたちへの熱い想いが溢れています。
このコンセプトに共感する主婦や働くママたちに、大人気の料理教室なのです。
今回は、来たる2月3日の節分に向けて『恵方巻き』の作り方を武田先生から教わりました。具材に入れる卵から、巻きすを使って海苔巻きを作るところまで、子どもがほぼひとりで作ります。
お子さんがはじめてたまごを割るのは緊張すると思いますが、失敗しても良いように、卵はたくさん用意してあげてくださいね。
また、いくつかポイントを押さえれば、最後まできちんと作れますよ。手巻き用の巻きすをぜひ用意してチャレンジしてください。
巻きすでまきまき♪恵方巻き
材料(1人前 2本分)
<酢飯>
・熱々のご飯……160g
・お酢……大さじ1
・さとう……小さじ1
・しお……3つまみ(子どもの手)
<海苔>
・海苔……全形1枚
<具材>
・にんじん(5mm幅)……少々
・きゅうり(5mm幅)……少々
・桜でんぶ……小さじ1
・鮭フレーク……小さじ1
・カニカマ……2本
・いんげん……1本
・卵……1個
・しお……ひとつまみ(子どもの手)
・牛乳……小さじ1
用意しておく調理道具
・手巻き寿司用の巻きす……1つ
・浅めの耐熱皿……1皿
・ボール……大・小各1個ずつ
・スケッパー……1個
・フェイスタオル……1枚
・お箸……1膳
・しゃもじ……1個
下ごしらえ
・ご飯を炊いておきます。
・海苔は全形サイズを半分にカットしておきます。
・にんじんときゅうりは、5mm幅程度、長さは海苔で巻く際の横幅より2〜3cm短めにカットします。
・いんげんは半分にカットしておきます。
・いんげんとにんじんは軽くゆでます。
※下ごしらえは、事前にお母さん、お父さんが準備をしておいてください。
作り方
1. 卵を作ります
ボールを用意して卵を割ります。
牛乳としおを入れます。
お箸でかき混ぜます。
耐熱容器にラップをしいて、卵液を流し入れます。
ふんわりラップをかけて、600Wのレンジで30秒加熱します。
一度取り出して、お箸で軽く混ぜます。再びラップをかけて、さらに600Wのレンジで10秒〜20秒、様子を見ながら加熱します。ふたたびお箸でかき混ぜ、液体が残らない程度まで加熱を繰り返します。
ポイント1
卵は火を使わずに、レンジで加熱しましょう。そうすればお子さんでも安全に作れます。
卵ができあがったら、ラップごと耐熱容器から引き上げ、タオルの上にのせます。
※未就学児くらいまでは大人が手伝ってあげましょう。
ラップの端をくるくるっと巻いて、形を整えます。
タオルで包んで、しばらくおいておきます。
卵の形が落ち着いて固まったら、タオルとラップをはずし、スケッパーで1cm幅程度にカットします。
ポイント2
スケッパーを使えば、包丁を使わなくても安全にカットできますよ。
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