ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

マドレーヌのレシピ

Photo by Raico

調理時間 30
*生地を休ませる時間、冷ます時間は含みません
材料がシンプルで、混ぜて焼くだけで簡単に作れるマドレーヌ。コツを押さえると、ぷっくりおへそが膨らんできれいな形に仕上がります。レシピではマドレーヌシェル型を使いますが、紙の型やベーキングカップを使ってもOK。お菓子作り初心者の方でも、作りやすいですよ。

マドレーヌ作りのQ&A

  1. ベーキングパウダーはなくても作れる?:作れる。膨らまないので、しっとりどっしりとした重めの仕上がりになる。卵の気泡がつぶれないうちに、生地を作ったらすぐに焼く
  2. 有塩バターでも作れる?:作ることは可能。風味が少し変わり、少し塩味が強い味わいになる
  3. バニラオイルを入れる場合はどうする?:溶かしバターを入れるタイミングで加える。分量は少量(数滴)でよい
  4. 焼いたらすぐに食べられる?:すぐに食べられるが、食べごろは1日置いてから。バターが全体になじんで、生地が落ち着く。焼きたては表面のカリッとした食感が味わえる
  5. 保存方法と保存期間は?:密閉容器に入れて、常温で3~4日保存できる。冷凍保存の場合は1個ずつラップに包み、保存袋に入れる。2~3週間が目安
  6.  生地が膨らまずにおへそができない原因は?:ベーキングパウダーのガスが抜けるときにおへそができるので、ベーキングパウダーを加える。生地を作ったら、少し休ませてから焼く。すぐ焼くと、ベーキングパウダーの膨らむ力が弱くなる
  7. はちみつや粉砂糖を使うとどうなる?:砂糖の一部をはちみつに変えると、生地がしっとりと仕上がる。砂糖の代わりに粉砂糖で作ると、仕上がりが軽くなる

材料(シェル型9個分)

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下準備

・型に溶かしバター(分量外・適量)を薄く塗り、強力粉(分量外)をふって余分な粉を落とす ・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるう ・バターは湯せんまたは電子レンジで溶かす ・生地を休ませるときに、オーブンを170℃に温めはじめる

作り方

1.生地を作る

透明なボウルに卵と砂糖を入れ、泡立て器で擦り混ぜる様子

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ボウルに卵を入れてほぐし、砂糖を加えて泡立て器ですり混ぜます。
ボウルに粉類を加え、泡立て器で混ぜる様子

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ふるっておいた薄力粉とベーキングパウダーを加え、泡立て器でさっくりと混ぜ合わせます。
ボウルに溶かしバターを加えて、混ぜ合わせる様子

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溶かしバターを加えて、静かに混ぜ合わせます。ラップをかけて、冷蔵庫で1時間ほど休ませます。

2.型に流してオーブンで焼く

シェル型に流した、マドレーヌの生地

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スプーンで生地をすくい、型の7分目ほどまで流し入れます。型ごと2㎝ほど持ち上げ、落として空気を抜きます。
網の上にのせたマドレーヌ9個

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170℃のオーブンで15~18分焼きます。全体がきつね色にこんがりと色付いたらOK。すぐに型から外して、網の上にのせて冷ましたらできあがりです。

シンプルな材料でOK!マドレーヌを作ってみよう

バターの風味と素朴なおいしさが楽しめるマドレーヌ。材料を混ぜて焼くだけなので、家庭でも作りやすいお菓子です。ポイントを押さえておけば、お菓子作り初心者でも失敗しにくいでしょう。

ご紹介したレシピは、シンプルな材料のみで作れます。洋酒やバニラオイルなどを加えて風味を付けたり、ココアパウダーや抹茶をプラスしたりと、アレンジしてもOK。普段のおやつやプレゼントに、ぜひマドレーヌを手作りしてみてくださいね。

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