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ホルモン焼きうどんとは?
新鮮な牛ホルモンや玉ねぎ・キャベツ・にんじん・ピーマンなどの野菜を炒めて、うどん麺を加えてつくるホルモン焼きうどん。食べたらやみつきになるおいしさです。家庭で焼肉のタレを使用して、手軽に仕上げることができるのも魅力のひとつと言えるでしょう。
一方で味噌で味つけしたり、しょうゆ味にしたりカレー粉をまぶしたりホットプレートで炒めたり、さまざまな味つけやつくり方を楽しめるのも人気の理由です。
ご当地グルメとしている地域がふたつある!?
ホルモン焼きうどんは、2011年のB-1グランプリでシルバーグランプリを受賞した岡山県津山市が全国的に有名です。その一方で、兵庫県佐用郡佐用町の名物料理だとも言われています。では両県のホルモン焼きうどんに違いはあるのでしょうか。
岡山県北部に位置する津山市では、2玉で1人前のホルモン焼きうどんを提供するお店もあるようです。もちろん1玉で注文してもOK。
兵庫県佐用郡佐用町のホルモン焼きうどんは、新鮮な牛ホルモンと野菜を鉄板で炒めてから、うどんと少しのダシを加えて焼き上げるのが一般的なつくり方です。
いずれも津山市観光振興課や佐用町商工会青年部が、それぞれに振興団体を設立して普及に努めており、専用リーフレットやパンフレットを作成しているところが共通している点と言えます。
どうしてふたつの地域に同じ名物料理がある?
では、どうしてふたつの地域に同じ名物料理があるのでしょうか。津山市を例にあげると出雲街道沿いに隣接した地域で、古くから文化・経済の結びつきが強かったことが影響しているようです。
特に昔から牛馬の流通拠点であり、新鮮なホルモンが出まわっていたことが影響しているのかもしれません。食肉が禁止されていた明治以前から薬がわりに牛肉を食べていた土地がら、良質で鮮度命のホルモンは貴重だったのでしょう。
また津山市のみならず佐用町の両地域とも、昔から畜産・精肉業が盛んだったことが名物料理を生み出す要因だったようです。いずれにしろ、どちらの地域とも地の利を生かしたご当地グルメの普及に力を入れているのは共通していると言えるでしょう。
家庭でも作れるホルモン焼きうどんのレシピ5選
1. 味噌味つきのホルモンを使用した焼きうどん
最初からホルモンに味噌味がついているので、特に味を調える必要はありません。野菜はキャベツやピーマンなど冷蔵庫にあるものでOK。
パパッと炒めるだけで、あっという間に極上B級グルメの完成です。ホルモンのコリッじゅわ~な食感がたまりません。いつものモツ煮に飽きたときにおすすめの料理です。
2. ソースで味つけたホルモン焼きうどん
具材はシンプルにホルモンとキャベツのみです。よりヘルシーに食べたい人は、ホルモンを下ゆでして脂を落としておくようにしましょう。
ホルモンさえストックしておけばかんたんにつくれるので、安いときに購入しておくのがポイントです。夕食のメインはもちろん、休日のブランチにいかがでしょうか。
3. 焼肉のタレでつくるホルモン焼きうどん
ホットプレートで豪快につくるとおいしそうでしょう。焼肉のタレで味つけるのでおいしく仕上がらないはずありません。色みが欲しい人は、にんじんを加えてくださいね。
キャンプに出かけたときの外ご飯や、仲間と食べるバーベキュー、スポーツした後に食べるのにおすすめのメニューです。アルコールもすすみますよ。
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