ライター : dressing

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秋の味覚である「サツマイモ」は8~11月頃に収穫時期を迎える。この季節は芋掘りに参加したりご近所からいただいたりとサツマイモがたくさんあり「どうやって食べよう?」とレシピを探す人もいるのでは。 以前「焼き芋」の作り方を紹介したが、「ふかし芋」にして食べるのもひと味違っておいしい。 焼き芋は弱火でじっくり焼くことで、皮はカリッと、中は粘り気が出てねっとりとした食感に焼き上がる。一方ふかし芋は水分を加えて加熱するため、皮も中もしっとりとした仕上がりになる。
ふかし芋はそのまま食べても十分おいしいが、おかずからスイーツまで、クリーミーで濃厚な口当たりを生かしたアレンジに適している。 サツマイモの品種によって仕上がりに違いがでるが、ふかし芋にオススメは「シルクスイート」という品種。上品な甘さでしっとりなめらかな食感に仕上がるのが特徴だ。 今回はフライパンで手軽にできる基本のふかし芋の作り方、その特徴を生かしてアレンジするおかず「そのままコロッケ」とダイス状にカットしたふかし芋入りのスイーツ「サツマイモプリンケーキ」レシピをご紹介しよう。

フライパンで簡単! しっとりとした「ふかし芋」の作り方

ふかし芋を作るには蒸し器が必要と思うかもしれないが、フライパンさえあれば、ご家庭で手軽においしく作ることができる。 蒸し時間は、サツマイモの大きさによって変わるため、蒸しあがりは竹串を刺してチェックしよう。

材料(2人分)

・水 … 200ml ・サツマイモ … 2本  きれいに洗っておく ※クッキングシート

作り方(調理時間:45分)

① フライパンに水を入れてクッキングシートを敷き、サツマイモを並べる。
② 蓋をして中火で熱し、蒸気が上がったら弱火にして20分蒸す。
③ 蓋を開けて上下をひっくり返して、さらに20分蒸す。(蒸している途中で水が少なくなったら、100mlほど追加する。)
④ 竹串を刺してスッと通ったら完成。

つぶさずにそのまま揚げる「ふかし芋のそのままコロッケ」

ふかし芋のしっとりとした特徴を生かして、つぶさずにそのまま切って揚げる「ふかし芋のそのままコロッケ」のレシピ。 普通のコロッケはつぶしてから形成する作業が必要だが、ふかし芋を厚めに輪切りにして衣をつけて揚げることで、さつまいもをそのまま楽しめるコロッケになる。

材料(2人分)

・ふかし芋 … 300g ・塩 … 小さじ1/5 ・コショウ … 小さじ1/4 ・卵 … 1個 ・小麦粉 … 適量 ・パン粉 … 適量 ・油 … 適量

作り方(調理時間:20分)

① ふかし芋は皮をむき2~3cm幅の輪切りにし、塩、コショウをまぶす。 ② 卵を溶き、①に小麦粉、卵、パン粉の順につける。 ③ フライパンに底から2cmほどの油を入れて170℃に熱し、②をこんがりきつね色になるまで揚げ焼きする。

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