甘い香りに癒される♪ シナモンティーの作り方や楽しみ方

シナモンティーの作り方をご紹介します。茶葉の数が豊富な紅茶は、アレンジティーもたくさん。シナモンティーは紅茶にシナモンパウダーを振り入れるだけで、簡単に楽しめるのがよいところです。ティータイムはもちろん、疲れたときや気分転換したいとき、シナモンの香りでほっとしませんか。 2024年1月22日更新

ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

香り豊かな「シナモンティー」を楽しもう

Photo by Raico

シナモンティーとは、シナモンを入れた紅茶のこと。スパイシーで甘い風味があるシナモンは、スイーツやドリンクなどで使われることも多く、馴染みがあるスパイスのうちのひとつです。

スパイスティーのなかでもシナモンティーは比較的飲みやすい味わい。豊かな風味に加えて、体がほっと温まるのもよいところです。ほのかに甘くすっきりしたおいしさで、ホットはもちろんアイスにしても楽しめます。

スリランカのスパイス「シナモン」とは

シナモンは、クスノキ科の常葉樹の幹や枝の皮をはぎ取り、乾燥させたものです。インド・インドネシア・中国南部でも生産されますが、スリランカ産の「セイロンシナモン」が最高級とされ、そのほか代表的なものに、近縁種の「カシア」があります。

セイロンシナモンは上品で香りが繊細で、カシアは肉厚で香りが濃厚なのが特徴です。

シナモンティーの効用

シナモンは水分代謝を調節するはたらきがあり、むくみ対策に役立ちます。

また、シナモン特有の甘い香りの正体は「桂皮アルデヒド」と呼ばれる成分。桂皮アルデヒドは、胃液の分泌を促進し消化を助けてくれる作用があります。40℃前後でもっとも香りが発散されるため、ホットティーで飲むのがおすすめですよ♪ （※1）