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オミジャ茶(五味子茶)って
韓国で昔から飲まれていたオミジャ茶
モクレン科チョウセンゴミシの赤い果実を“オミジャ(五味子)”と言い、韓国では昔からお茶をはじめ、お菓子やお酒の材料として使われているんです。乾燥させたものは漢方薬としても用いられており、水に浸して成分を抽出したものを「オミジャ(五味子)茶」と言います。
5つの味が含まれている
オミジャ茶は漢字で「五味子茶」と書くとおり、5つの味「酸味・苦味・甘味・辛味・塩味」が含まれているんです。飲む人によって感じる味が変わる、という不思議なお茶なんですよ。また、飲む時によっても味わいが変わるんだとか。
オミジャ茶を飲むとその日の体調がわかる?
オミジャ茶は古来より、体調によっても感じる味が変わり、その日の体調が分かると言われています。
「酸味」肝に連動 お酒の飲みすぎ、イライラなどで肝機能が低下しているサイン。のぼせなどの症状もでていたら要注意です。
「苦味」心に連動 精神疲労や疲れが出ているかもしれません。また貧血、血がドロドロで血流がわるい状態も考えられます。
「甘味」脾(ひ)に連動 食べ過ぎ、ストレスによる胃腸の調子がダウン気味。甘みを感じたら、刺激物を控えるようにしましょう。
「辛味」肺に連動 気管支の働きが鈍り、咳がひどくなる場合があります。また、代謝が悪くなるため、むくみやすい人は注意が必要です。
「塩味」腎に連動 下半身が冷えている、疲れがなかなか取れないような状態です。老化予防のためにも腎臓に負担をかけないことが大切です。
5つの味のうちもっとも強く感じる味が、上のような不調を示しています。
オミジャ茶のおいしい飲み方
材料と用意するもの
・五味子……30g
・水……500cc
・ピッチャーなどの容器(透明なものの方が抽出されている具合を確認しやすい)
・濾し器 もしくは ザル
・キッチンペーパー
・鍋
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