ライター : 植松富志男

記者/編集/カメラマン

食べることと呑むこととカメラに人生の大半を費やしているグルメ系写真男子です。

知る人ぞ知る、砂糖+麦茶

「夏に飲むものといえば?」と訊かれたら、おそらくは大多数が「麦茶!」と答えると思います。わたしたち日本人にとっては幼いころから親しんでいる、本当になじみ深いお茶ですよね。 しかし、それをどう飲むかというと、あなたが思っている方法ばかりではないかもしれませんよ。なんと、麦茶に砂糖を入れる地域がけっこう多いってご存じでしたか?

麦茶に砂糖を入れる地域

調べてみるとどうやら、関東よりも北で麦茶に砂糖を入れる地域が多いようです。 東日本の山形、新潟、静岡、山梨、栃木あたりには入れるところが多く、関西ではほぼ認知されていません。四国では、香川でのみ親しまれている様子。また、九州では麦茶に砂糖は入れませんが、沖縄には入れるところが多いといいます。 こうして見ると、これといって規則性があるわけでもなさそうで、どういう風にこの飲み方が広まったのか、不思議ですね。ちなみに、さらに遠くの台湾では、麦茶に砂糖を入れて飲むことが多いようですよ。

どうして麦茶に砂糖を入れるのか

はっきりとした由来はわかっていませんが、どうやら現代人がスポーツドリンクを飲むように、運動後や疲れたときに、砂糖入りの麦茶を飲んでいた模様。昔の人にとって、汗で失ったミネラルと、すぐにエネルギーに変わる糖分を同時に補給できる、手軽な飲み物だったのでしょう。 また、砂糖を入れた麦茶は来客への特別なおもてなしだったという説もあります。昔は今よりも砂糖が高価だったため、甘いものは最上級のおもてなしだったんですね。

砂糖入り麦茶の味

とはいえ、なじみのない人にはすこし抵抗があるかもしれませんね。でも大丈夫、むしろおいしくなると考えている方が多いんですよ。甘くすることで麦茶の香ばしさが際立って、なんとなく高尚な味に変わるのだとか。 砂糖の量はお好みで、麦茶をやや濃いめで煮出しておいたほうが、よりおいしく仕上がるでしょう。多少風味は違いますが、紅茶やコーヒーに砂糖を入れてもおいしいのですから、恐れることはありません!

ほかにもある!麦茶の変わった飲み方

牛乳入り麦茶

麦茶の濃さにもよりますが、カフェオレのような風味になります。砂糖を入れると、より近くなりますよ。
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