ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

秋の風物詩「しその実」

Photo by muccinpurin

そうめんの薬味や添え物として夏に大活躍したしその葉。しそは秋になるとつぼみを付けて花が咲き、花が咲き終わるとやがて「穂紫蘇(ほじそ)」や「しその実」と呼ばれる実を付けます。 この実を塩漬けにすると保存が効き、ごはんやパスタによく合う常備菜になるんです。材料はしその実と塩だけ! 今回はとても簡単で応用が利く、しその実の塩漬けの作り方をご紹介します。

「しその実の塩漬け」の作り方

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材料はたった2つ。さっそく作っていきましょう。

材料

・しその実……適量 ・塩……しその実の20% ・塩(ゆで用)……ひとつまみ

作り方

1. しその実を枝から外します

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しその実を水で洗い、指で摘んでしごくように実を枝から外していきます。 枝から外した実の重量を計り、20%の塩を準備します。

2. 熱湯でさっとゆでます

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塩をひとつまみ入れた熱湯に1のしその実を入れて2分ほどゆでます。

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ゆで上がったしその実を冷水に30分ほどさらして灰汁を抜きます。

3. 塩をまぶして冷蔵庫で2日ほど漬けます

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2のしその実の水分をしっかりと絞り、ジッパー付きの袋に入れ、計量した塩を入れます。 袋の口を閉じて空気を抜き、全体に塩がなじむまでしっかりと揉みます。その後冷蔵庫に入れて2日ほど漬けます。 今回は少ない量なので袋で漬けましたが、量が多い時は保存瓶に入れ、上から漬物石などで重しをのせて漬けてください。

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