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自宅であの味を!フライドチキンレシピ
カリッと歯触りがよい衣、そしてひと口食べるとじゅわっと広がる肉汁と鼻に抜けるさまざまなスパイスの香り……そんなフライドチキンを作ってみませんか?
特別な調味料は必要ありません。ポイントは、前日に牛乳に浸しておくこと。そんなちょっとの手間をかけてあげるだけで、劇的においしくなるんですよ♪
材料(4人分)
- 鶏手羽元 10~12本
- 薄力粉 1カップ
- 牛乳 2/3カップ
- 卵 1個
- 粒マスタード 小さじ1杯
-
スパイス
- パプリカパウダー 小さじ1杯
- 砂糖 小さじ1杯
- ドライハーブ(オレガノやバジル) 小さじ1杯
- 粗挽きガーリックパウダー 小さじ1杯弱
- 塩 小さじ1と1/2杯
- 黒こしょう 小さじ1/2杯
- 牛乳(前日仕込み用) 適量
作るときのポイント
- 牛乳でしっかりマリネすることで身がやわらかく、またくさみのない鶏肉になります。
- 衣は二重にすることでカリッと香ばしい食感を実現。
- そして先に煮込んでいるので生焼けの心配もなく、揚げすぎてパサついてしまうこともありません。
- たっぷりの油で揚げることも、均一に火が通りおいしくなるポイントですよ。
作り方
1.鶏肉を牛乳に浸す
Photo by ako0811
前日に、手羽元を鍋に入れて牛乳をひたひたに注ぎ入れます。牛乳には肉の繊維を分解する効果があるそうです。ひと晩じっくりマリネすることでほろほろっとやわらかい肉質になり、また肉特有のくさみがとれるんですよ。
2.鶏肉を牛乳で煮る
Photo by ako0811
マリネした鶏肉の鍋をそのまま弱火にかけます。吹きこぼれないように注意しながら10分ほどほど牛乳で煮ます。
牛乳の成分と鶏肉のアクなどが多くモロモロとして煮づらい場合は少量水を加えるとよいでしょう。なかまで火が通ったらそのまま粗熱が取れるまで放置しておきましょう。
Photo by ako0811
鶏肉を牛乳鍋から取り出し、キッチンペーパーで汚れや水分を拭き取ります。
牛乳には鶏肉の出汁がたっぷりと出ています。ザルで濾して保存しましょう。コラーゲンたっぷりのスープはクリーム系のレシピに最適♪ バターに塩こしょうするとそれだけで十分おいしいスープになりますよ。
3.衣の準備をする
Photo by ako0811
小さなボウルにスパイスの材料と薄力粉を加えてよく混ぜ合わせます。これがスパイシーな衣になります。お好みのスパイスがある場合は、このタイミングで加えておきましょう。
Photo by ako0811
別ボウルには、卵、牛乳、粒マスタードを入れてよく混ぜ合わせます。こちらが牛乳ベースのふたつ目の衣になります。
4.衣を2度付けする
Photo by ako0811
鶏肉にまんべんなくスパイス衣をつけます。余分な粉ははたいておきましょう。
Photo by ako0811
牛乳ベースの衣をつけたら、再度スパイス衣をつけます。衣は二重にすることで剥がれない、しっかりと密着した衣になります。
5.180度の油で揚げる
Photo by ako0811
揚げ油はたっぷり用意します。少な目にして、表面が出ているとカラッと揚がりません。また一度に沢山いれると油の温度がさがってしまうので2~3本を目安にするとよいでしょう。
投入後は衣が固まるまでは触れずにおきます。あれこれ触れてしまうと衣が破れたり、剥がれたりしてしまいます。
先に煮込んでいるので生焼けの心配は不要ですね。全体がこんがりときつね色になり、カリッと揚がれば完成です。
6.できあがり♪
Photo by ako0811
先に煮ているため、ほどよく余分な油が抜けています。揚げたてもサクサク、時間が経ってもギトギトと油がまわることがなく歯触りよく食べられます。
あっさりとしつつも、しっかり味でスパイシーな衣をまとっている分、とても満足感のあるフライドチキンになりました。
鶏肉の選び方
フライドチキンはどの部位を選ぶかによって味がずいぶん変わります。あなたは、さっぱり派もしくはジューシー派でしょうか?
一般的にリブやキールと呼ばれる胸部分のお肉は脂身が少なくあっさりとしています。少しパサつきやすいので下味をしっかりつけたほうがよいでしょう。
ジューシー派には、引き締まった弾力のある身がおいしい手羽や脚がおすすめです。
また、足の付け根にあたる腰部分(サイ)は肉の分量も多くもっともジューシーな味わいでフライドチキン作りには不動の人気を誇っています。
おすすめのスパイス
本記事でご紹介のスパイス以外では、チリパウダーやオールスパイス、コリアンダーやオニオンソルトなどがお肉料理によく合います。
チリパウダーはスパニッシュ料理によく使用されひと振りでエスニックな味わいに。大人向けのフライドチキンに加えるとパンチがきいてお酒との相性もばっちりです。
オールスパイスやコリアンダーは香味豊かで奥深い味わいになります。チキンと相性抜群なオニオンソルトやローストオニオンもおすすめ。やさしい甘味が増すんですよ。
さまざまなスパイスの調合も楽しみの一つ。フライドチキンはお好きなスパイスを使ってオリジナルの味を見つけるのも楽しいですね。
アメリカ風♪ スパイシーなフライドチキン
フライドチキンは、日本のから揚げとはひと味もふた味も違うアメリカ生まれの料理!大き目の骨付きチキンにさまざまなスパイスが入り交り食欲をそそります。
クリスマスや誕生日会などのイベントにも最適、また屋外パーティなどにあればビール片手に豪快にかぶりつく姿が容易に想像できますね。
今回は、一般のスーパーで手に入りやすい数種類のスパイスを使用しましたが、人気のフライドチキンには10種類以上ものスパイスが調合されていることもあるようです。
ぜひ自分好みのお味を見つけて、スパイス上手になってくださいね。
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