離乳食完了期(12〜18ヶ月頃)は薄皮をむいて大きめにほぐして

パクパク期と呼ばれるこの時期には、形のある食べ物を噛みつぶすことができるようになり、必要な栄養素の大部分が食事からとれるようになってきます。いよいよ離乳食も卒業です。

薄皮を食べるにはまだ早いですが、半分に切ってあげてみると、中身を器用に吸って食べることもあります。注意して見守りながら、食感の楽しみも伝えてあげたいですね!(※1,2)

離乳食でみかんをあげるときの注意点

注意点

  1. アレルギーに注意
  2. 薄皮はむく
  3. 酸味があるときは加熱する

アレルギーに注意

みかんを初めて食べさせるときには、まず少量から試してアレルギーがないことを確認してから食べさせるようにしましょう。

離乳食で新しい食材を与えるときは、ひとさじから始めます。赤ちゃんの食べる様子、食べたあとの体調に変わったことがないかどうかを観察してくださいね。(※3)

薄皮はむく

みかんの薄皮は食べづらいので、むいてから与えます。離乳食初期(5~6ヶ月頃)の場合は、果汁をしぼったり、うらごししたりしてあげるとよいですね。その際には清潔な手でさわるようにしましょう。心配な場合は、一度加熱してから与えてもいいですよ。(※1,4)

酸味があるときは加熱する

みかんには酸味があるので、抵抗のある赤ちゃんもいるかもしれません。酸味のあるみかんでも、加熱することで、糖度が上がり酸味がやわらぐといわれています。もし赤ちゃんが酸味がイヤだと感じているようであれば、加熱したり、湯でのばしたりしてあげるのもいいでしょう。特に初めの頃は加熱することで衛生的にも安心です。

ひとつ覚えておいてほしいのは、離乳食でみかんを無理強いする必要はまったくないということ。甘みの強いみかんがあったときに再度試してみるくらいの気持ちでいるようにしましょうね!(※4,5)

離乳食初期〜中期におすすめのレシピ3選

1. みかん風味のさつまいもペースト

離乳食では、素材そのものの味を感じられるように食べるのがおすすめですが、食べてくれなければそれが悩みの種になりがちです。みかんを好んで食べる子であれば、ほかの食材にみかん果汁を混ぜてあげることで食べてくれることがあるかもしれません。

さつまいもをみかん果汁でのばせば、飲み込みやすさもアップして赤ちゃんにとっても食べやすくなりますよ。
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