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旨味を凝縮!ちょっと一手間が大切
煮卵はめんつゆで簡単に味付けしたり、醤油で甘辛く仕上げたりと、実は色々な味わいが楽しめる卵料理です。でもせっかくなら、じっくり旨味を染みこませた逸品を作ってみたくはありませんか?
ということで今回は、たまごソムリエが"卵の味わい"を引き立たせる
究極の煮卵レシピを伝授したいと思います。
友加里流!究極の煮卵の作り方
材料
・卵……4個
・白だし……大さじ3
・水……500ml
・日本酒……大さじ2
・干し椎茸……10g
・昆布……5g
作り方
①干し椎茸と昆布でだし汁を作る
容器などに水と干し椎茸を入れ、冷蔵庫で半日(10時間以上)寝かせてだし汁をとりましょう。
②ゆで卵を作る
冷蔵庫から取り出した卵を、水から分茹でて半熟ゆで卵を作ります。
【半熟ゆで卵の茹で時間目安】
Mサイズ:沸騰してから3分
Lサイズ:沸騰してから4分
③煮汁を作る
白だし・日本酒・干し椎茸のだし汁と昆布のだし汁を合わせ火にかけて煮汁を作ります。煮汁の濃さは、お好みで調整してください。煮汁をそのまま味わえるくらいが目安の濃さです。
だし汁をとった干し椎茸と昆布も一緒に煮込みましょう。
④煮汁にゆで卵を入れて3分煮る
煮汁が沸騰して1分ほど、煮詰めたら火を弱火にしてゆで卵を入れて3分煮ましょう。
⑤冷蔵庫で2日寝かせて完成!
容器にうつし、粗熱がとれたら冷蔵庫へ。2日ほど冷蔵庫で寝かせると、黄身までしっかり味が浸透します。
動画レシピはこちら
ここでおさらい!上手に作る4つのコツ
1. 椎茸のだし汁で旨味アップ!
干し椎茸に含まれる三大うま味成分「グアニル酸」と、白だしのカツオに含まれる「イノシン酸」で旨味成分アップ!旨み成分をかけ合わせると、ひとつだけのときより4~8倍ほど強い旨みを感じられるのです。
2. 日本酒でまろやかさをプラス
日本酒で味にまろやかさをプラスします。沸騰してから1分ほど煮たすことで、アルコールを飛ばすことができます。日本酒の代わりに調理酒でも代用可能ですが、調理酒には塩分が含まれているので、味付けは調整してください。
3. 弱火で煮る
卵を入れてから、弱火で煮ることで半熟状態をキープします。
4. 冷やして味をギュッと染み込ませる
冷める時に、卵と煮汁の味の濃度を同じにしようと、煮汁が卵に入っていくことにより、味がしみこんでいきます。黄身までしっかり味を漬けたいときは、2日寝かせましょう!
じんわり旨みを感じてみて
いかがでしたか?煮汁で旨味をアップさせ、卵の素材の味を引き立たせる味付けにしました。半熟加減はお好みで、調整してみてください♪じっくり時間をかけて作る「究極の煮卵」。ぜひ、試してみてくださいね。
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