ライター : 山形ゆかり

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーター

黄身がとろ~り♪ フライドエッグ

Photo by 山形ゆかり

フライドエッグを作ると部屋中ににんにくのいい香りが広がり、子供たちが集まってきます。作る工程を見るのが楽しいようで、一緒にフライパンの中を覗き込んでくれますよ。カリッとした白身ととろとろの黄身の食感の対比がおいしく、みんなのお気に入り。

大人はバルサミコソースと粗挽きブラックペッパーをたっぷりとかけて味わっています。シンプルなサラダに合わせると途端に豪華になるので、食卓が少し物足りないときにとても便利ですよ。

にんにくが香る。フライドエッグの作り方

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香ばしいにんにくとオリーブオイルを使うフライドエッグのレシピです。丸ごとのにんにくは香りが引き出され、ほくほくしておいしいですよ。卵は弱火でゆっくりと白身が固まるまで加熱しましょう。朝食やブランチにぴったりのひとさらになります。

材料(1人分)

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フライドエッグを上手に作るコツ・ポイント

コツ・ポイント

  1. 卵は1個づつ揚げる
  2. 小さめのフライパンで作る
  3. フライパンを傾けてオリーブオイルに深さを出す
  4. オリーブオイルの温度は卵がゆっくり沈む程度の中温で
  5. 白身に火が通るまで動かさない
卵はなるべく小さめのフライパンで1個ずつ揚げましょう。オリーブオイルは大量に入れる必要はありません。フライパンを傾けオリーブオイルを端に寄せて溜めたときに、卵の白身が完全に沈んで、黄身が少し出るくらいの量があれば十分です。温度は卵が静かに沈む170度程度が目安。火が通る前に卵を動かすと崩れてしまうので、白身が固まるのを確認しましょう。

作り方

1.にんにくに切り目を入れる

にんにくの皮をむき切り目を入れたところ

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にんにくの皮をむきます。ナイフで火が通りやすいように、切り目をいれます。

2.卵をボウルに割り入れる

卵をボウルに割り入れたところ

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卵を割り、ボウルに入れます。

3.フライパンでにんにくを加熱する

フライパンにオリーブオイルを入れにんにくを加熱しているところ

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小さめのフライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火で加熱します。焦げないように注意しながら、にんにくがやわらかくなるまで火を通し、一旦取りだします。

4.フライパンに卵を割り入れる

フライパンに卵を割り入れたところ

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フライパンを斜めに傾け、オリーブオイルの中に卵を割り入れます。

5.卵の白身に火が通るまで加熱する

卵の白身に火が通るまでそのまま加熱しているところ

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卵の白身に火が通るまで、卵に触らずそのまま加熱します。白身のまわりがチリチリと色づき、めくれあがってきたら、フライ返しで卵全体がフライパンからはがれるか確認します。

6.卵にスプーンでオリーブオイルをかける

卵にスプーンでオリーブオイルをかけてフライドエッグができあがったところ

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スプーンでオリーブオイルをすくい、卵全体にかけます。お好みの火の通り具合まで加熱してできあがりです。

よくある質問

おすすめの付け合わせは何ですか?

トマトのフレッシュなサラダや、シンプルなグリーンサラダがおすすめです。そのほか、ほうれん草のバター炒め、チンゲンサイ、水菜、小松菜などの炒めものは、フライドエッグの濃厚な味わいを引き立てますよ。

スパイシーなカレーやモッツアレラチーズとトマトのカプレーゼと合わせるのもいいですよ。付け合わせにより、味のバリエーションを楽しむことができます。

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