ライター : yucchi

基本のざく切りキャベツ

Photo by yucchi

ざく切りしたキャベツは、野菜炒めや焼きそばなどの料理に欠かせない野菜ですよね。そもそも「ざく切り」とは、野菜を大きめにざっくりと切る方法のことを指します。大きさに決まりはないので、作りたい料理や好みに合わせて調節してください。 今回は、基本的なキャベツのざく切りの方法や簡単な芯の取り方などをご紹介します!ぜひ参考にしてみてくださいね。

おいしいキャベツの見分け方

おいしいキャベツは「見た目」と「重さ」で見分けることができます。まず見た目ですが、キャベツは葉が濃い緑であるほどおいしく、外側の葉が収穫されたまま取られていない状態のものがより新鮮です。また、表面の葉がみずみずしく厚いのもおいしいキャベツの特徴です。 また、芯の切り口の部分にも注目してみましょう。芯の切り口が黒ずんでいるものよりも、真っ白でキレイな切り口のキャベツの方が新鮮でおいしいです。カットキャベツの場合も同様に、切り口が黒ずんでいないものを選びましょう。 次に重さですが、キャベツは重たい方が中身が詰まっています。春によく見かける早生キャベツは軽いものが多いですが、その中でもなるべく重みのあるものを選びましょう。おいしいキャベツを見分けるには、一度手に取って見た目や重さを確認してみるといいですよ♪

ざく切りキャベツの切り方

1. キャベツの芯を取る。

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キャベツの芯のある側を上に向け、包丁を芯の中心に向けて斜めになるように6~7cmほど切り込みを入れます。芯の部分は硬く包丁が入りにくいので、左手でキャベツをしっかりと固定して作業を行ってください。

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先ほどと同じように、芯の周りを五角形ができるように包丁で切り込みを入れていきます。キャベツが大きく持ちにくいので、手を切らないように十分注意してくださいね!

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このように五角形になったら、切り込みを入れた部分にさらに包丁を入れていきます。キャベツを回しながら、芯を切り離すイメージで中心に向けて深く切れ込みを入れてください。

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深めに切り込みを入れたら五角形にカットした芯の部分を手でしっかりと掴み、芯をぐるっと回すように引っ張るようにして取り除きます。簡単に取れない場合は、芯が離れていない部分に再度切り込みを入れてもう一度引っ張ってください。

2. 葉をはがす。

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芯を取った部分に親指を入れ込み、力を少し入れて葉を1枚ずつはがしていきます。

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破れないように、優しく葉をはがします。芯の近くから葉が離れない場合は、包丁で軽く根元を切ると簡単に外れます。

3. ざく切りにする。

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はがした葉を茎の方向に沿って半分に切ります。葉が大きく切りにくい場合は、写真のように葉の先の部分を折りたたむことでとても切りやすくなりますよ。また、根元の硬い部分が気になる場合は包丁でそぎ落としてくださいね。

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先ほど半分にカットした葉を重ね、さらに半分に切ります。包丁に力を入れずにスライドさせながら動かすとスムーズに切ることができます。

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キャベツを横向きにして、5から6cmほどの幅にざっくりと切ればできあがりです。ざく切りなので、大きさに多少バラつきがあってもかまいません!

キャベツに適した保存方法は?

キャベツは収穫したあとであっても、芯から成長しようとする野菜です。芯をつけたままにしておくと、成長するために水分や養分を使い続けてしまいます。また、切り口から水分が抜けることで葉の鮮度が落ちてしまうという特徴があります。このような特徴から、キャベツは短期保存をしたいのか、長期保存をしたいのかによっておすすめの保存方法が異なります。用途に合わせて最も適した保存方法を選んでみてください♪

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