ライター : chika

管理栄養士 / 公認スポーツ栄養士 / 調理師

あん肝とは?

背骨以外のすべての部位をおいしく食べられるあんこう。「七つ道具」と言われる可食部位(肝臓・とも・ぬの・柳肉・水袋・えら・皮)のなかでも「あん肝(肝臓)」は、珍味として人気です。なめらかな口当たりと濃厚でまろやかな味わいが特徴で、「海のフォアグラ」とも呼ばれていますよ。

あん肝は生でも食べられる?

あん肝は生でも食べることができます。ポン酢しょうゆやあん肝をしょうゆに溶かしたあん肝しょうゆを付けて食べる刺身は絶品。しかし、捌いてからすぐに食べないと鮮度が落ち、食中毒にかかる危険性があるため注意が必要です。あん肝の刺身は新鮮なあんこうが手に入る店で楽しみましょう。

おうちでは、蒸す・焼く・煮るなど、しっかり加熱調理するレシピであん肝のおいしさを堪能してくださいね。

あん肝の下処理についてはこちらをチェック▼

プロのおすすめ!あん肝のおいしいレシピ8選

1. おうちで簡単に。あん肝の酒蒸し

居酒屋や寿司屋でおなじみのあん肝ポン酢。おうちでも意外と簡単に作ることができます。蒸し器がなくてもOK!しっかりと下処理をすることで臭みがおさえられます。なめらかで舌触りの良い仕上がりは感動もの。ポン酢しょうゆ、小口ねぎ、もみじおろしでさっぱりといただきましょう。

2. 上品な味わい。あん肝と菜の花のお浸し

あん肝と菜の花をだし汁に漬けて、上品なお浸しを作ってみませんか?あん肝の濃厚でクリーミーな味わいとだしの旨味が口いっぱいに広がる大人なひと品。菜の花のほろ苦さがあん肝のおいしさを引き立てます。日本酒のあてにもぴったりですよ。

3. 簡単やみつき!ごま油とあん肝のトースト

あん肝の酒蒸しをやみつきトーストにアレンジ♪ 食パンにごま油を塗ってあん肝と青のりをトッピングし、トースターで焼くだけで完成です。サクッと香ばしい食パンの上でジュワッと溶ける濃厚なあん肝がベストマッチ。あん肝をペースト状にし、チーズと合わせて洋風に仕上げるのもおすすめです。

4. さわやかで食べやすい!あん肝のレモンバター焼き

あん肝をバターでこんがりソテーし、レモンとしょうゆでさわやかに仕上げましょう。あん肝の独特のにおいや見た目が苦手という方でも食べやすいレシピです。ソテーすることで、よりやわらかくとろける食感に。身が崩れないようにやさしく扱ってくださいね。

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