ライター : mikA.K

レモンパウンドケーキ(ウィークエンドシトロン)のレシピ

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レモンの香りがふわっと香るパウンドケーキにグラス・ア・ロー(レモンアイシング)をかけて「ウィークエンドシトロン」にしてご紹介します。ひとつひとつの工程を丁寧に、しっとりとしたレモンパウンドケーキに仕上げましょう。

材料(21cmパウンド型1本)

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下準備

1.材料を室温に戻しておきます。

ガラスのボウルに入った室温に戻したバターと卵

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バターと卵を常温に戻しておきます。卵は割っておいたほうが早く常温に戻ります。

2.型にオーブンシートを敷いておきます。

オーブンシートを敷いた型

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型にオーブンシートを敷いておきます。サラダ油を塗って密着させておくと作業しやすいですよ。型離れのいいものなら、分量外のバターを塗ってもいいでしょう。その場合は塗ったあとに冷蔵庫に入れておきましょう。

3.粉類をふるっておきます。

ざるに入った粉類

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薄力粉とアーモンドプードル、ベーキングパウダーは合わせてふるっておきましょう。

4.レモンの準備をする。

レモンの表面にたくさんの塩がついている

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レモンは塩でやさしくもみ洗いをし、流水でよく流しましょう。水気をよく拭き、黄色い部分だけをすりおろし、果汁を絞っておきます。このとき、オーブンも170度で余熱しておきます。 ※レモンは国産のものでもワックスがついていることがあるので、塩でもみ洗いをするとよいですよ!

作り方

1.バターとグラニュー糖を白っぽくなるまですり混ぜます。

ガラスのボウルの中で練ったバターとグラニュー糖

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ゴムベラでバターを均一に練ったら、グラニュー糖を入れてよく混ぜます。
白っぽくなったバターとグラニュー糖

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空気を含ませるように混ぜ合わせます。白っぽくふんわりとするまで。

2.卵を少しずつ合わせていきます。

卵を混ぜ合わせたバターとグラニュー糖

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溶いた卵を4~5回に分けて合わせていきます。1回ごとにしっかり馴染むまで混ぜましょう。一度にたくさん入れると分離してしまうので注意してください。

3.レモンを加えます。

レモンを加えたバターとグラニュー糖

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すり下ろしておいたレモンの皮とレモン汁を加えて混ぜます。

4.粉類を合わせます。

ふるった粉類を加えたバターとグラニュー糖

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合わせてふるっておいた粉類を入れ、混ぜます。
ゴムベラで混ぜるバターとグラニュー糖

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切るように混ぜます。粉っぽさがなくなり、つやが出るまで混ぜます。

5.パウンド型に入れ、焼成します。

型に生地が入った様子

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パウンド型に入れ、30センチほどの高さから落とし、空気を抜きます。生地の真ん中がへこむように表面を慣らしたら、170度に予熱しておいたオーブンで40分焼きます。
一度取り出した型

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焼き始めて10分ほどで一度取り出し、真ん中に切り込みを入れると焼き上がった時にきれいに割れます。

6.型から出して冷まします。

ケーキクーラーで冷ましているパウンドケーキ

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真ん中あたりに竹串を刺して何もついてこなければオーブンから取り出し、型から外してケーキクーラーの上で冷まします。

7.グラス・ア・ローを作ります。

粉糖を混ぜたレモン

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グラス・ア・ロー(レモンのアイシング)を乾かすため、にオーブンを200℃で予熱をします。粉糖にレモン汁を入れ、トロっとするまで混ぜます。

8.生地にグラス・ア・ローを塗ります。

グラス・ア・ローをぬったパウンドケーキ

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スプーンや刷毛などで、焼きあがった生地にグラス・ア・ローを塗ります。ケーキクーラーなどにのせ作業しましょう。乾かないうちに刻んだピスタチオなどをのせます。

9.オーブンで乾かします。

ピスタチオがたっぷりのったウイークエンドシトロン

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200度に予熱しておいたオーブンで2分ほど加熱して、グラス・ア・ローを乾かします。しっかりと乾いたらできあがり。

おいしく作るためのポイント

卵は必ず常温に戻しておく

しっとり仕上げるためには、バターと卵の分離に気を付けましょう。合わせる卵の温度が低いと、バターと馴染まず分離します。どちらも常温に戻して温度差をなくしましょう。合わせるときは卵を少しずつ入れて、その都度しっかり混ぜるのも分離しづらくするコツになります。

レモンは国産を使用する

外国産のレモンは、防カビ剤などが皮についていることが多いので、料理にレモンの皮を使用する場合は、国産のノーワックスのものを使用することをおすすめします。また国産のものでも、今回ご紹介したように塩もみすると汚れが落ちるので、試してみてくださいね。

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