ライター : ako0811

本場の味。フーチャンプルーの作り方

Photo by ako0811

卵液を吸ったふわふわの麩は、まるでやわらかな肉のよう!チャンプルーに麩が入ると、これほど食べごたえ満点になるとは驚きですよ。ぜひお試しください。

材料(4人分)

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※ツナ缶の代わりに豚肉やウインナーソーセージを、野菜は長ねぎやキャベツなどを加えてもおいしいです。

コツ・ポイント

  1. 麩を水で戻したら、水気をしっかり絞りましょう。水分を取り除くと卵液が染み込み、食感良く仕上がります。
  2. 麩を焼くときは、フライパンを大きくゆすって空気を含ませるイメージで加熱しましょう。ふんわりとおいしく焼けますよ。炒めすぎると卵が硬くなり食感が損なわれるので、注意してください。

作り方

1.麩を戻してちぎる

ボウルに入った車麩

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たっぷりの水で麩を戻します。急いでいるときは、ぬるま湯にしてもよいでしょう。
車麩水気を手で絞っているところ

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ギュッと水気を絞ります。調味するときに味がぼやけないよう、しっかり絞っておきましょう。
バットに並べた水気を絞ってちぎった車麩

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食べやすい大きさにちぎります。ちぎることで凹凸が生まれ、味がしみ込みやすくなります。

2.野菜をカットする

銀色のトレイに並べたカット野菜

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にんじんは細い短冊切り、ニラは4~5cmの長さに切り、もやしは根を取ります。洗ったら水気をしっかり切っておくと、炒めるときに調味液が薄まらずおいしく仕上がります。

3.卵とツナ缶を合わせる

ボウルにツナ缶と溶き卵を入れて混ぜている様子

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ボウルに卵を割り入れ、白だしを加えて混ぜます。軽く油を切ったツナ缶と麩を入れて馴染ませておきます。

4.麩を焼く

フライパンで麩を焼いている様子

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フライパンに薄く油(分量外)をひき、麩を焼きます。最初はあまり触れずじんわり卵が固まってきたら大きく動かして全体を炒めます。卵に火が通ったら一旦トレイに取り出します。

5.野菜を炒める

フライパンで野菜を炒める様子

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同じフライパンに油(分量外)を少量足し、にんじん、もやし、ニラの順に炒めます。だしの素を入れて塩こしょうで味を調えます。

6.麩を戻し炒める

フライパンで麩と野菜を炒め合わせているところ

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野菜に火が通ったら、別トレイに移しておいた麩を戻します。
フライパンにしょうゆをまわししかける様子

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しょうゆをさっとまわしかけ、味を調えます。濃いめがお好みの場合は、少し多めにしょうゆを加えても良いです。

7.盛り付け

小皿に盛り付けたフーチャンプルー

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皿に盛り、お好みでかつおぶしをかけて完成です。お酒のアテにする場合は、ラー油を垂らすとパンチが効いておいしいです。

フーチャンプルーの人気レシピ3選

1. スパム缶でフーチャンプルー

沖縄料理といえばスパム缶のイメージが強いですよね。こちらは、フーチャンプルーにスパム缶を加えるレシピ。スパム缶のしっかりとした塩味がシンプルなフーチャンプルーと好相性。しょうゆやだしの素は控えめでも十分満足できますよ。

2. 木綿豆腐入りフーチャンプルー

フーチャンプルーに豚こま肉や木綿豆腐を入れる、具だくさんなメインおかずです。麩を浸す卵液にめんつゆを加えるのがポイント。旨味がプラスされて、簡単に味が決まります。ボリュームがありながらも、麩・豆腐・野菜がメインであっさり食べられますよ。冷蔵庫に余っている野菜の消費にもおすすめ。

3. なすときゅうりのしょうがみそフーチャンプルー

しょうゆや塩ベースで味付けすることが多いフーチャンプルーを、みそ味にアレンジ。こっくりとした味わいで、ごはんが進みます。麩は水で戻すだけでよく、手軽に作れるのが魅力。野菜は火が通りにくいものから順に炒め、食感を活かすのがおいしさの秘訣です。

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