冷蔵保存の仕方と日持ち

はまぐりを冷蔵庫で保存するときは、水で湿らしたキッチンペーパーか新聞紙を使います。軽く湿らせたキッチンペーパーまたは新聞紙ではまぐりを包み、容器に入れて冷蔵庫へ。

はまぐりが呼吸できなくなってしまうので、密閉できる容器は避けましょう。時々チェックして、キッチンペーパーが乾いていたら霧吹きで湿らせます。3日ほど保存可能です。

冷凍保存の仕方と日持ち

砂抜きと塩抜きをしたはまぐりは、冷凍でも保存可能です。冷凍可能なフリーザーバッグに水気をふき取ったはまぐりを平らに並べ、できるだけ空気を抜いて冷凍庫へ入れます。

短時間で凍結させるとおいしさをキープできるので、金属製のバットにのせるか、冷凍庫のよく冷えた場所へ入れて冷凍させましょう。

冷凍したはまぐりは、1ヶ月を目安に使い切るのがおすすめ。ただし保存するうちに乾燥や脱水が起こるので、おいしく食べられる賞味期限は2週間程度です。
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冷凍したはまぐりの解凍方法

冷凍したはまぐりを冷蔵庫や電子レンジで解凍すると、せっかくの旨味を含んだ水分も一緒に抜けてしまいます。そのため冷凍はまぐりは、凍ったまま吸い物や酒蒸しに調理するのがおすすめです。

トースターやグリルなどで焼く、焼きはまぐりにしたい場合は、できるだけ水分が出ないように、冷蔵庫のチルド室や袋ごと氷水に浸して解凍しましょう。

はまぐりのおすすめレシピ2選

1. シンプルに旨味を味わう。はまぐりの酒蒸し

Photo by shucyan

はまぐりの濃厚な旨味をシンプルに味わう酒蒸しです。酒と一緒に少量の水も加えて、はまぐりのおいしさが染み出した汁までおいしくいただきましょう。酒を白ワインに変えてバターとにんにくを加えれば、ガラッと洋風の味わいに変わりますよ。

2. 昆布の旨味で相乗効果。はまぐりのお吸い物

Photo by macaroni

昆布の出汁ではまぐりの旨味を引き立てる、ほっとする味の吸い物。薄口しょうゆで風味づけすると、奥深い味わいになりますよ。三つ葉の代わりに、塩ゆでした菜の花や木の芽を入れるのもおすすめ。ワンランクアップした、香りのよい吸い物に仕上がります。
お吸い物の基本レシピはこちら▼

はまぐりは砂抜きだけじゃなくて、塩抜きも忘れずに♪

砂抜きは毎回やっていたけど、塩抜きはしていなかったという方も多いのではないでしょうか?塩分の加減に大きく影響するので、忘れずにおこなってくださいね。

購入したはまぐりはもちろん、潮干狩りでとれたものはとくに砂抜きが重要です。せっかくのはまぐりを食べたときに、ジャリッと砂の食感がしてしまっては残念な気持ちになるもの。丁寧に砂抜きをして、おいしいはまぐりを召しあがってくださいね。
【参考文献】
(2021/09/09参照)

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