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冬瓜ってどんな野菜?
冬瓜の歴史は古く、奈良時代に中国から日本にわたりました。
20度から25度ほどの暖かい時期に花を咲かせて、夏に収穫を迎えます。今日本で栽培されている冬瓜は、成長すると大きいもので30cmほどの大きさに成長。表面の皮は固いのですが、中は柔らかく水分がたっぷり含まれているのが特徴です。
現在は沖縄県を主に、愛知や神奈川などで生産されています。
冬瓜の旬の時期とは
冬瓜の旬は夏頃。
初夏の時期に大人の手のひらよりもやや大きめな葉をつけたあと、黄色い花を咲かせ、しだいに実が大きくなり始めます。早い時期で7月から、実が大きく成長をはじめ、8月から9月ごろ収穫するものはとても大きな実に成長。
日本で多く生産されているのは大丸冬瓜と呼ばれ、完熟すると表面が白い粉をふいたようになります。
どうして冬の瓜と書くのに夏野菜なの?
紛らわしいのが「冬瓜」の名前ですよね。夏に旬を迎えるのに、なぜ「冬の瓜」と書くのでしょうか。
その理由は冬瓜の優れた<保存性>にあります。冬瓜は優れた保存性があって、夏に収穫を迎えても半年ほど保存ができるのです。少し肌寒い初冬に、柔らかく煮た冬瓜を食べていたことから、「冬瓜」と呼ばれるようになったとか。
古くから、どれだけ人々の食卓に愛され重宝されてきた食材であったか、垣間見ることができますね♪
冬瓜の上手な選び方と保存方法
選び方
日本で栽培されている大丸冬瓜は、皮の表面に白い粉をふいていることが完熟の目安。ほとんどの品種はこれを目安に買うことがおすすめ。ところが沖縄冬瓜は完熟しても白い粉がふくことはないので、要注意。傷がないか、ツヤはあるかなどをチェックしていきましょう。
保存方法
未使用の場合
未使用の場合は、冷暗所で保存すれば長期保存が可能です。偏った温度変化や湿度に注意しながら涼しい場所に置いておきましょう。
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