ライター : mau_naka

調理師 / 漢方コーディネーター / 発酵食品マイスター

炭酸水は種類で選ぼう

炭酸水とひと言で言っても、3つの種類があることをご存知でしょうか?「天然炭酸水」「天然水炭酸水」「人工炭酸水」に分けることができて、その味や炭酸の強さや価格、おすすめの飲み方はそれぞれで違ってきますよ。

天然炭酸水

自然の状態でもともと発砲している天然水です。人工的な作業を必要とすることなく、自然界に存在する炭酸水なので、いちばんナチュラル、お料理にも合います。採水された場所で、ミネラル成分や味、炭酸の強さが変わってきますよ。

天然水炭酸水

もともとは発砲していない水に、人工的な作業で炭酸を加えたものです。炭酸の強弱を自由に調整できるところが特徴です。日本でも人気となったガスカートリッジで作る炭酸水もこちらに当たります。嗜好品感覚で飲むのがおすすめ!

人工炭酸水

水道水を加工したものや、純水、水以外の不純物を透過しないRO膜でミネラルや不純物をろ過したRO水に人工的に炭酸を加えたものです。ミネラルが含まれていないのが特徴で、お酒を割って飲むために使われることが多いです。

他にもチェックしたいポイント

炭酸の強さ

自然界に元々に存在する天然炭酸水は最も炭酸が弱いです。天然水炭酸水や人工炭酸水は人工的に炭酸の強弱を変えられるので、強いものを求める方はこちらを選ぶのがおすすめです。人工炭酸水の方が比較的強めのものが多いですよ。

硬水か軟水か

含まれるマグネシウムの量によって決まる硬度は、120mg/L未満が軟水、120mg/L以上が硬水と定められています。硬度が低いほどまろやかで飲みやすく、高くなるほどミネラル成分が多く、口当たりがしっかりとはっきりとした味です。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ