ハサミ型

ハサミでカットするよるに、ピザをザクザクと切るタイプのカッターです。下の刃はピザの底に滑らせて入れることができるようにフラットになっているものがほとんどです。回転タイプのものは切れたのか切れてないのか不安で、何往復もしてしまいがちですが、ハサミタイプではその心配はありませんよ。カットしたピザを刃と刃の間で軽く掴んだり、サーバーがついていたりと、そのままサーブすることができるものも登場しています。

ソフト型

柄が持ち上がったナイフのような形ですが、刃の部分がソフトでフッ素加工されたものを傷つけない素材でできています。ホットプレートの上や、お皿の上でナイフのようにカットしても傷つけることがありません。耐熱温度も高いものが多く、熱くなったホットプレートの上でもそのまま使うことができます。刃の部分が大きく、そのままサーバーとしても利用できます。

刃の形状と材質

フラット刃と波刃

ピザカッターの刃には2種類あり「フラット刃」と呼ばれる平らな形のものと、「波刃」と呼ばれる波打った形になったものがあります。 フラット刃は、まっすぐきれいに切れるのが特徴で、ピザ以外にもパイやクッキー生地をカットしたり、包丁の代わりに食材をそのままを切ることもできます。用途が豊富なカッターと言えます。波刃は、ひっかかりがよく切れやすいのが特徴で、特にチーズやトッピングの多いピザの場合には、フラット刃よりも切りやすいと言えます。

金属製

ピザカッターの刃の材質は、金属製のものが主流です。重みで切る部分もあり、刃にある程度の重みも必要で金属製のものの方が多切れ味はよいでしょう。特にステンレス製のカッターは、洗う時でも汚れ落ちが早く、サビにくいこともあり、手入れも簡単で扱いやすく、油分の多いピザをカットすることで心配な色移りやにおい移りもありません。よく切れるため、お子さんのいる食卓では注意が必要ですよ。

ソフト素材

最近では、金属以外のポリエステル樹脂などソフト素材でも十分カットできるよう工夫されているものも多く、お皿や天板を傷つけることがないうえ、お子さんのいるご家庭には、イタズラやけがを心配する必要がなく安心ですよ。金属製に比べると耐久性は落ちてしまい、色移りやにおい移りの心配もありますので、しっかりと洗って乾かすなどきちんと手入れをすることが必要です。
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