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この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
今日のような寒い日に無償に食べたくなるのが、クリーミーで濃厚なグラタン。熱々のホワイトソースを口いっぱいに頬張ると、それだけで幸福感に満たされる。
ホワイトソースは市販のものを使うのも手軽だが、おいしさにこだわるならばやはり手作りしたいもの。そこで、ホワイトソース作りに役立つ「5つのコツ」を紹介しよう。
今回紹介するコツを守るだけで、濃厚クリーミーな洋食店さながらのクリームグラタンを作ることができるようになる。
手間はかかるものの、ホワイトソースからこだわって作ったグラタンのおいしさは段違い。さっそくおいしく仕上げるためのコツをチェックしていこう!
point1. 濃厚ホワイトソースの黄金比は「1:1:15」
ホワイトソースに欠かせない材料であるバター、小麦粉、牛乳の比率は「1:1:15」。この比率で作れば、バターの風味が心地よく感じられる、濃厚でクリーミーなホワイトソースに仕上がる。
point2. 小麦粉が茶色くなるまで、バターで炒める
牛乳と混ぜる前に、小麦粉に火を通しておくのがプロの味に近づけるための大切なポイント。小麦粉が少し茶色く色づくまで焼いておくことで、香ばしい風味がホワイトソースに加わり、深みのある味わいに仕上がるのだ。バターといっしょに焼くことで、さらに風味豊かになる。
point3. 牛乳は少量ずつ入れて、丁寧に練りあげる
ホワイトソース作りで課題となるのが「ダマ」ができてしまうこと。このダマを嫌って、市販のホワイトソースを使ったり、小麦粉を焼かずにすぐに牛乳で溶いてしまう人もいるが、ここで手間を惜しむのは非常にもったいない。
焼いた小麦粉に、おたま1杯(50〜75ml程度)ずつ牛乳を加えながら溶いていく。始めはダマができるが、小麦粉の焼きが十分であれば、自然とほぐれてとろみがついてくるはずだ。
point4. 隠し味に「粉チーズ」を入れる
ホワイトソースをさらにおいしくするために役立つのが「粉チーズ(パルメザンチーズ)」。完成したホワイトソースに、粉チーズを少量加える。このひと手間で、チーズの香りと塩気がホワイトソースに加わるのはもちろんのこと、溶けたチーズ特有の「とろみ」がホワイトソースに加わり、より濃厚な口当たりになる。
point5. ホワイトソースに余計な脂が入らないよう、具材の鶏もも肉は脂部分を取り除く
濃厚なホワイトソースのうまみをダイレクトに味わうためには、グラタンに入れる具材の下処理の仕方も大切なポイントとなる。特に注意してほしいのが、鶏肉の下処理だ。
お店のような上品な味のグラタンにするには、具材の鶏肉から脂が出ないよう、あらかじめ皮を切って取り除いておくのが重要。余計な脂を入れず、乳脂肪分だけの味わいに仕上げることで、レストランのような本格的なグラタンに仕上がる。
それでは、紹介した5つのポイントを押さえながら、さっそく調理を始めよう!
■材料 (2人分)
・バター … 20g
・薄力粉 … 20g
・牛乳 … 300ml
・[A]塩 … 小さじ1/2
・[A]コショウ … 小さじ1/4
・[A]ナツメグ … 小さじ1/6
・[A]粉チーズ … 大さじ1
・[A]生クリーム … 大さじ2
・マカロニ … 40g
・バター … 適量
・ニンニク … 1/2個
・タマネギ … 1/4個
・マッシュルーム … 4個
・アスパラガス … 2本
・赤パプリカ … 1/4個
・鶏もも肉 … 200g
・オリーブオイル … 小さじ1
・シュレッドチーズ … 60g
・パセリ(みじん切り) … 適量
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