その種類はなんと1500以上!人気の「ドイツパン」ってどんなパン?

パンといえばフランスだと思われがちですが、実はドイツも負けず劣らずパンの種類がたくさんある国なんです。今回は、そんなドイツで作られ続けているドイツパンについてご紹介します。お家での作り方や、おいしい食べ方のアレンジ方法まで登場しますよ♪

2018年2月2日 更新

ドイツパンってどんなパン?

日本ではパンの国というとフランス……というイメージですが、実はドイツも負けないくらいたくさんの種類のパンがある国なんです。その種類はなんと1500種類以上に及ぶのだとか……!こんなに種類があると、どのパンを食べようか迷ってしまいそうですよね。ドイツのパン屋さんでも、多くの種類のパンが売られているのだそう! ドイツパンでいちばん特徴的なものといえば、ライ麦で作られた黒パンですよね。その昔、寒冷地であるドイツでは小麦粉の収穫が難しく、ライ麦を使ったパンが主流になったのだそう。ライ麦の配合率が高いほど日持ちがよく、ずっしりと重いという特徴がありますよ。

ドイツパンは酸っぱい?

ドイツパンは酸っぱい、というイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。実はこちら、ライ麦パン特有の特徴なんですよ。 ライ麦は小麦と違ってパン作りに欠かせない「グルテン」と呼ばれる成分が作られません。このグルテンがないとパンがふくらまないので、ライ麦でパンを作るときには「ライサワー」と呼ばれる酵母を生地にプラスすることでパンを焼き上げます。このライサワーこそが、ライ麦パン独特の酸味の正体なんです♪

ドイツパン=ライ麦パン?

小麦粉が穫れにくかったドイツでは、ライ麦を混ぜ込んだパンが主流でした。そして、今でもドイツの伝統的なパンとして人気がありますね。比較的ライ麦粉の割合が多いパンは「ロッゲンミッシュブロート」、そして小麦粉の割合が多いのが「ヴァイツェンミッシュブロート」と呼ばれています。 ずっしりとした食感とライ麦パン独特の酸味を感じられるロッゲンミッシュブロートは、クリームチーズやサワークリームとの相性が抜群。またドイツの特産品であるビールともよく合うので、たくさんの方から愛され続けています。ビールとの相性のよさも、「ドイツパン=ライ麦パン」と思われている秘密かもしれませんね。

ライ麦パンはなぜ硬い?

ライ麦パンは、ハード系のパンの代表格のひとつですよね。ところで、ライ麦パンはどうしてあんなに硬いのか知っていますか? 私たちの身近にあるソフト系のパン、例えば食パンなどにはイースト菌が使われています。このイースト菌の働きのおかげでパンがふっくらと仕上がるんですよ。対して、ライ麦パンに使われているのは先ほどもご紹介したライサワー。ライサワーを使うと生地はふっくらとはせず、密度の高い硬めのパンに焼きあがります。

主なドイツパンの種類

ドイツパンでいちばんよく食べられているのは、「ミッシュブロート」と呼ばれるパン。小麦粉とライ麦粉を同じ量配合したパンのことで、8mmくらいの厚さにスライスして食べるのが一般的なのだそうです。 ほかにも小麦粉主体で作られたふわふわのパン「ヴァイスブロート」や小麦粉と食塩、パン酵母と水だけで作られる「セーレン」、独特でかわいらしい形が特徴的な「プレッツェル」やバラの形の小さなパン「ローゼンヴェッケン」など、たくさんの種類のパンがありますよ。

ドイツパンの作り方

ドイツパンにはさまざまな種類がありますが、ここでは比較的作りやすいカイザーゼンメルの作り方をご紹介しましょう。 使う粉は強力粉とライ麦粉、そして大麦粉の3種類。混ぜ合わせた粉にお塩やお砂糖、ドライイーストに牛乳、そして焼き色を付けるためのモルトパウダーを足します。こね合わせて滑らかになったらそこへバターもプラスしましょう。 1次発酵、ガス抜きして分割、そして15分のベンチタイムが終わったら平らに伸ばしてから成形します。卵黄をハケで表面に塗ったら、ケシの実やゴマをまぶしましょう。ひっくり返して2次発酵をし、200℃に余熱したオーブンで10分焼き上げればできあがりです!
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