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「デコポン」とは?
デコポンとは、へたのまわりがポッコリとでっぱっているみかんの一種。見た目は少し恰好悪いですが皮はやわらかく、皮の下についている薄皮(ジョウノウ膜)もそのまま食べられます。
デコポンの旬と産地
デコポンの産地は熊本県と愛媛県、この2県で全国生産量のおよそ半数を占めています。旬の時期は3〜4月頃で、熊本県では例年3月1日に初出荷をおこなうのが恒例となっていますよ。
そのほかにハウス栽培のものが冬の12月頃から、春先にとったデコポンを貯蔵してから出荷するものが6月上旬まで出回ります。
そのほかにハウス栽培のものが冬の12月頃から、春先にとったデコポンを貯蔵してから出荷するものが6月上旬まで出回ります。
デコポンの保存法と開発秘話
デコポンは、収穫後しばらく保存した方が甘みが強くなるため、収穫後1週間ほど経った食べ頃の状態で出荷されます。購入後は、常温で1週間ほど置いておくとよりおいしく食べられますよ!
デコポンは柑橘系果物「清見」と「ポンカン」を掛け合わせた品種でしたが、当初は見た目がいびつであったため品種登録がされませんでした。しかし、収穫後一定期間保存したデコポンはまろやかで甘みが強くなることがわかり、1991年から商品化。「不知火(しらぬひ)」という品種名ではなく、愛嬌のある「デコポン」の名前で商標登録されました。
デコポンは柑橘系果物「清見」と「ポンカン」を掛け合わせた品種でしたが、当初は見た目がいびつであったため品種登録がされませんでした。しかし、収穫後一定期間保存したデコポンはまろやかで甘みが強くなることがわかり、1991年から商品化。「不知火(しらぬひ)」という品種名ではなく、愛嬌のある「デコポン」の名前で商標登録されました。
デコポンのむき方
手でむく方法
デコポンの皮はやわらかく、手で簡単にむけます。まず出っぱったデコ部分からむきましょう。グッと指を入れたらデコ部分は簡単にはがせるので、みかんのように全体をむいてください。デコポンは薄皮もとてもやわらかく、外さずに丸ごと食べられます。
包丁で切る方法
デコポンは包丁でカットすればとても食べやすいです。見栄えがよいのでおもてなしにもおすすめですよ。まず、デコ部分を切り落としてから横にカットします。切り口を下にして放射状に4つに切りましょう。デコポンは皮から実がはがれやすいので、手を汚さずにこのままいただけますよ。
デコポンのおいしい食べ方5選
1. デコポンゼリー
デコポンを横にまっすぐにカットし、中からくり出す果肉をすべてゼリーにして皮に戻すデコポンカップのゼリーです。デコポンは甘みが強いため、果汁の味を見ながら砂糖を加えてくださいね!甘みの強いものであれば、砂糖なし、ゼラチンで固めるだけでも非常においしいゼリーになります。
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