ライター : koku_koku

あなたの桜餅は関西風?関東風?

ピンク色の生地で餡を包む春の和菓子「桜餅」。この桜餅、実は関東と関西で形も作り方も異なることをご存知ですか?人によって想像する桜餅にちがいのある「桜餅」。ここで関東風と関西風を改めておさらいしてみましょう。

関東と関西の違いって?

関東風は、餅を薄く延ばしてクレープのように焼き、こしあんを包んで桜の葉で仕上げます。別名「長命寺餅」と言われていて、関西風の桜餅よりも先に誕生しました。平たく延ばされた生地は口に入れたときにほおばりやすく、桜の葉の香りが口の中で存分に楽しめます。 一方で関西風は、道明寺粉を蒸して作る弾力のある生地に、あんこを包んで丸みのある形に仕上げていきます。粒の食感が残るもちもちした食感が関西の桜餅ファンに絶大な支持を受けています。

【関東風】の桜餅レシピ5選

それでは実際に「関東風」の桜餅についてご紹介していきます。簡単に作れるものを中心に5選のレシピを集めました。関西風で慣れている方も、ぜひ関東風の桜餅に挑戦してみてくださいね。

1. 関東風桜餅でおひなさま

白玉粉と薄力粉を混ぜた生地に、食紅で色をつけておきます。クッキングシートをのせたフライパンに生地をながして焼き、こしあんでくるんでいきます。焦げ付かないように工夫をしながら、おひなさまにぴったりな2色の桜餅に仕上がっていますね。

2. 関東風の桜餅

薄力粉、白玉粉の生地をうすくのばして焼き、あんこをくるんで桜の葉で仕上げます。大人向けに作るのであればこちらがおすすめですね。自宅でも簡単に作れてしまうもちもちの生地を楽しんでみませんか。桜の花の塩漬けが春の訪れを感じさせてくれそうです。ホームパーティのお持たせなどにもおすすめです。

3. 白あんとクリームチーズでもちもちに

白あんがお好きな方には、こちらのアレンジ桜餅がおすすめです。クリームチーズと白あんは相性抜群!もちもちの生地に包まれた2つの味を口の中で楽しんでみませんか。塩気と甘みのバランスが整って紅茶などにもよく合いますよ。桜の花の塩漬けを生地に入れて、華やかに仕上げましょう。

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