ライター : Uli

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桜でんぶとは

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桜色をしているでんぶのことを「桜でんぶ」と呼びます。「でんぶ」とは、魚類や肉類をこまかくほぐして味付けをし、炒って作られる食べ物のこと。せっかくの魚をほぐしてしまうことから、田舎者や粗野を意味する「田夫」が由来になっているという説があります。

正体は何?桜でんぶの原材料

桜でんぶの主原料は、鯛やたらなどの白身魚。特徴的な桜色は、食紅で色付けされたものです。メーカーや地域によって味付けの差異はありますが、一般的には砂糖やみりんをメインに甘く仕上げます。

自家製桜でんぶの作り方

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調理時間 25
桜でんぶとはピンク色をしている、甘さが特徴の粉末です。ふりかけのように、ごはんや酢飯にかけたり混ぜたりして使用されることが多く、ちらし寿司や巻き寿司ではおなじみの食材。魚の臭みがなく、甘さをしっかり感じるため、お子さんにも人気がありますよね。

材料

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  • たら 2切れ(180g)
  • 砂糖 大さじ1~2杯
  • 大さじ1杯
  • ふたつまみ
  • 食紅(赤) 少々
  • 小さじ1杯
※砂糖大さじ1杯だとほんのり甘く、大さじ2杯だと甘めに仕上がります

下準備

食紅と水(小さじ1杯)を合わせて溶いておく。

作り方

1.たらをゆでる

たらの切り身を鍋でゆでる様子

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鍋にたらがしっかりかぶる量の水を入れて沸騰させ、塩ひとつまみ(分量外)を入れて混ぜます。たらを鍋に入れて5~8分ゆでます。

2.身をほぐす

たらの切り身をほぐした様子

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たらを取り出してさっと冷水で洗い、キッチンペーパーで水気をとります。手で身をざっくりほぐし、骨や皮、血合いがあれば取り除きます。キッチンペーパーにほぐした身をのせて包み、すり合わせるようにして身をさらにこまかくほぐします。

3.材料すべてをフライパンに入れる

たらと調味料をフライパンに入れた様子

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フライパンにたらの身と砂糖、酒、塩を入れます。食紅を溶いた水を少量入れ、弱火にかけます。全体を混ぜて、色づきが足りなければ食紅を少しずつ加えます。 ※食紅を使い慣れていない場合は、菜箸の先に食紅をつけて数滴ずつ垂らしながら、色の調整をしてください。

4.ふんわりするまで炒る

菜箸を4本使ってたらをほぐしながら炒める様子

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菜箸を4本使い、混ぜながら炒ります。たらの水分が飛び、ふんわりほぐれたら完成です。

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