ライター : suncatch

食生活アドバイザー / パンシェルジュプロフェッショナル(2級)

お鍋でご飯炊きにチャレンジ!

Photo by suncatch

「白いご飯がおいしい」そんなシンプルな幸せは、普段の生活でつい忘れがち。それでも「ほかほかのご飯とみそ汁にお新香(お漬物)があれば、なによりのご馳走!」と感じる時があるのが日本人です。 高機能炊飯器の売れ行きを思うと、みんな日本の主食「おいしいご飯」の魅力には勝てないのです。もし、そんな高級炊飯器に負けないぐらいおいしいご飯が、お鍋で炊けるとしたらどうでしょう? しかも炊き始めて30分で食卓に、となれば挑戦してみる価値があります! 今回は、ご飯を鍋炊きする方法、おすすめご飯鍋3選をご紹介します。

ご飯の鍋炊きの基本レシピ

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直火で炊いたご飯はふっくらツヤツヤ、炊き立てはもちろん冷めてももっちりとおいしいんです。 今回の基本レシピでは、吹きこぼれしにくい炊飯向きの「文化鍋」を使います。ご家庭のお鍋の種類・お米の銘柄・コンロの機種により、若干炊き上がり時間やご飯のかたさに差があります。数回チャレンジすれば、コツがつかめますよ。

材料(3合分)

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・白米 3合(540ml) ・水  570ml(炊飯時に使う分量) ※やわめに仕上がります。水の量は前もって調整しておきましょう。

作り方

1. 大きめのボウルにお米を入れ水を注ぎ、素早く混ぜて水を流します。ボウルを傾け、お米が流れないよう片手を添えましょう。力を入れずに軽くお米をとぎます。

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2. 1を4~5回繰り返します。(水が完全に澄んでいなくてもOK)夏は30分・冬は1時間、タップリの水で吸水させます。

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3. お米をザルにあげます。お米は吸水して真っ白になり、ふくらんでいます。

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4. すぐにお鍋に移し平らにして、水570mlを注ぎます。

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5. お鍋に蓋をしてを中火にかけます。沸騰してブツブツ音が聞こえ、蓋の縁から泡が吹き出せば、2分後に弱火にします。

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7. 10~12分ほど炊き続けます。

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8. 湯気が治まってくれば、火を止めて10分間蒸らします。

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蓋がガラスでない場合一旦蓋を開け、炊けているか確認してから火を止めましょう。蓋を開けた場合温度が下がるので、再度蓋をして30秒追加加熱して火を止め10分蒸らします。

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9. しゃもじで鍋縁にそって底から軽く混ぜ、お茶碗に盛りましょう。

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作るときのコツ

・お米を洗う時、最初の水は米ぬかの臭いを含んでいるので、吸水しないよう素早く流しましょう。 ・お米はとぎ過ぎると表面にひびが入り、旨味成分のデンプンが流れ出てしまいます。優しく軽めでOK。すすぐ回数も、多過ぎると栄養や旨味が溶け出てしまいます。 ・水温が高い時期には、吸水・炊飯する時に氷を加えて溶かし、冷水から炊くとおいしくなります。 ・火加減を中火→弱火のタイミングや加熱時間に気をつけ、最後の確認以外は何度も途中で蓋を開けないようにしましょう。 ・土鍋や普通の鍋の場合はお米の量に対して大きめのサイズを使い、蓋から吹きこぼれかけたタイミングで火を弱めてください。

おすすめのご飯鍋3選

1. フタがガラスのご飯釜 (ホワイト)3合 HARIO(ハリオ)

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フタがガラスのご飯釜

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耐熱ガラス食器で有名なHARIOの炊飯釜です。なんといっても嬉しいのは、蓋がガラス製であること。炊飯中に蓋をしたまま中身の変化が見えるので、火加減を調節もバッチリです。火を止めるタイミングも、ホイッスルが知らせてくれます。 オフホワイトのようなカラーリングの陶器製で、ほっこりとするデザイン。鍋炊きご飯の初心者さんにオススメです。(IH使用不可)

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