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りんごはみんな親戚同士!
秋から冬にスーパーや八百屋さんで出回るりんご。よく耳にする「ふじ」や「つがる」をみなさんはいつも手に取っているのではないでしょうか。実は、日本のりんごは約1000種類、海外のものを合わせると、25000種類以上のりんごの品種があることをご存知ですか?
気候や風土、消費者の嗜好に合わせて、次々と品種改良が行われています。たくさんの品種の中から、市場に出回り私たちが知っているりんごはわずか20種類ほど!そんな選りすぐられたりんごに今回はスポットをあててみましょう。
いつがおいしいの?りんごの旬はいったい……?
りんごの旬はいつ?
りんごは、主に東北地方で多く作られている果物です。産地や品種によって、収穫される時期や旬が微妙に違うことをご存知ですか?
りんごの産地で有名なのは、何と言っても青森県!全体の約6割を占めています。青森県のりんごは、9月頃から収穫され秋から冬にかけてが旬と言えるでしょう。最もおいしい時期は11月頃とされています。
そして青森県に次ぐのは長野県です。全体の約2割のりんごが作られていて「シナノスイート」や「シナノゴールド」など、信州ならではのブランドがあります。10月頃から収穫され始め、旬は10月中旬から11月下旬です。
旬のりんごの特徴は?
旬の季節には、いろんな品種のりんごが並びますね。ここでは、手に取って迷ったときに役立つ、りんごの選び方を確認しましょう。
りんごの表面のテカリは「油あがり」という現象が起き、ツヤツヤ光って香りが強いものが熟しているりんごです。太い軸のものを選びましょう。軸の先端が緑色のものが、鮮度の良い証拠ですよ。さらに、重さや色は手に取った時にずっしり重く、お尻のくぼみまでムラなく色づいているものを選ぶとよいでしょう。
そして、味の好みによる選び方もご紹介します。甘いりんごがお好きな方は色づきを必ずチェックしましょう。濃い色づきのものよりお尻まできちんと色づいているものを選びます。逆に酸っぱいりんごがお好みの方は、まだ緑が残るものがおすすめです。
勝ち抜いてきた品種!種類ごとのりんごの旬について
ふじ
ふじは「国光」と「デリシャス」を交配して育てられた品種で、日本で最も多く栽培されているりんごです。人気は海外にも広がり、世界で最も生産されるようになりました。国内では、青森県で全体の半分を占めるほど生産されています。旬は、11月中旬から翌年の1月頃。しかし貯蔵性に優れているので、春先までおいしく食べられます。
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