ライター : macaroni_repro

週間売上1,500食のユッケジャンスープとは

この記事は、三越伊勢丹が運営する、食メディア「FOODIE」の提供でお送りします。
真っ赤な見た目が食欲をそそる<博多大東園>の「博多ユッケジャン」。実はこのスープ、辛いもの好きはもちろん、苦手な人までをも「ここのユッケジャンスープだけは別」と虜にするという、なんとも恐ろしいスープなんです。
7年前の発売以降リピーターを増やし続け、伊勢丹新宿店食品フロアの催事場「フードコレクション」出店時には、1週間に1,500食を売り上げることも。
どんなところがほかのユッケジャンスープとは違うのでしょうか。人気の秘密を探りました。

【人気の理由1】専用冷凍庫で急冷するから、店の味そのまま

<博多大東園>博多ユッケジャン(450g/2人前) 1,188円(税込)
福岡県博多市で昭和45年から営業を続ける焼き肉店<博多大東園>。九州産の上質な黒毛和牛を中心に、素材にこだわった味わいを提供し、地元で長年愛され続けてきた老舗です。
創業当時からの店の人気メニュー「博多ユッケジャン」を家庭でも味わってもらおうと、冷凍パックで売り出したのは、7年前。
「店で提供しているユッケジャンスープを、湯煎にかけるだけで手軽に味わえるよう工夫しました。店のメニューをアレンジせずにそのままパックに詰めているのですが、専用の冷凍庫で急速冷凍しているので、風味を損なわないんです」(博多大東園 渡辺泰之さん)
お客さまからも、「お店の味そのまま!」と大評判に。ちなみに冷凍ではなく、レトルトの開発に挑戦したこともあったそうですが、「全然違う味わいになってしまったので、諦めました……」とか……。

【人気の理由2】辛い! のにマイルドなスープ

<博多大東園>博多ユッケジャン(450g/2人前) 1,188円(税込)
その人気も、もちろん店のメニュー「博多ユッケジャン」のもともとの味のよさがあってこそ。一度口にすれば虜にならざるをえないのが、きちんと辛いのに、どんどんスプーンが進んでしまうマイルドな味わいのスープです。
「このクセになる辛さは、天日干しした韓国産の唐辛子『コチカリ』を使用しているからこそです。コチカリは、じっくり煮込むことで甘みが出る唐辛子。国産の唐辛子や、ほかの海外産のものではなかなかこの甘みが出ないんです」

【人気の理由3】とにかく肉質がいい!

<博多大東園>博多ユッケジャン(450g/2人前) 1,188円(税込)
老舗焼き肉店ならではの肉質も、スープの美味しさを支える大黒柱です。
「スープだから、といって使用する肉質を落としたりしません。店で提供する焼き肉と同じ九州産黒毛和牛から、職人が毎朝目利きした良質なものだけを使っています。和牛の旨みがたっぷり溶け込んだスープは、本場韓国のスープともまた違った味わいです。そのオリジナルの美味しさに自信があるからこそ、『博多ユッケジャン』と名乗っています」

美味しく味わう秘訣は、旨みを袋に残さないこと!

<博多大東園>博多ユッケジャン(450g/2人前) 1,188円(税込)
最後に、渡辺さんがお客さまに絶対にお伝えしたいという、美味しく味わうコツを教えてもらいました。
「湯煎で温めたスープをお皿に移した際、袋の端に残るスープこそが、うまみの塊です。ぜひ最後の一滴まで絞る気持ちでお皿に開けてみてください。味が全然違いますよ」
中華麺を入れてラーメンに、ごはんを入れてクッパにと、手軽な1食にアレンジして味わうもよし。スタッフ間では、鍋で温めたユッケジャンスープに、夏はズッキーニを、冬はきのこを入れてさらに野菜たっぷりにして食べるのも流行っているのだとか。
忘れられなくなるこの味わいは、一度口にしてしまったら最後です。次の催事が待ち遠しくてたまらなくなること間違いなし! 禁断の美味しさをぜひ確かめてみてください。
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